割るのコアイメージ

1.分割他動詞初級★★★
表記割る
固いものに力を加えて、複数に分ける
文型
<人>が<もの>を割る
文法
受身尊敬使役意思継続結果・完了
例文
「スイカ割り」というのは、目隠しをした人が、スイカを棒で叩いて割る遊びです。
卵を割らずに白身と黄身を混ぜる方法を知っていますか。
斧もないのに薪を割らせようなんて、無理な注文だ。
そのビスケットをふたつに割れば、友達と分け合えるでしょ。
リンゴを素手で割ろうと思っても、なかなか割れないものだ。
空手の達人は、どんなにぶ厚い板でも、拳ひとつで割れるそうだ。
stairs基本中の基本だけど、卵は必ず小ボウルの中に1個ずつ割ってください。
コロケーション
<もの>を
薪、殻、パン、せんべい、板、卵、クルミ
<道具>で
手、素手、斧、ナイフ、包丁
<結果>に
2つ、3つ、真っ二つ、半分、~等分、きれいに
非共起例
<もの>を割る
 せんべいを割る
 布/鉄を割る
少しでも力を加えたら簡単に形が変化する軟らかい布や紙、または、どんなに力を加えても変化しない固い金属に対しては「割る」を使えない。「割る」ことができるのは、柔軟ではなく、ある程度の固さを備えた脆い<もの>に限られる。これは自動詞「割れる」にも共通する特徴である。
解説
ひとつの<もの>に力を加えることによって、2つ、ないし、それ以上の部分に等分する。分けられた複数の部分の間にはあまり大小差がなく、ほぼ均等な大きさになる。
類義語・反義語
類義語分ける、分割する、等分する
反義語合わせる、くっつける、


2.破壊他動詞初級★★★
表記割る
固いものに力を加えて、小さく砕く。
文型
<ひと>が<もの>を割る
文法
受身尊敬使役意思継続結果・完了
例文
泥棒がハンマーで窓を割った
高価な花瓶を落として割らないように、慎重に扱った。
デパートのショーウィンドーのガラスが、デモの群集にこなごなに割られてしまいました
冬の朝、水溜りに張った氷を子供に足で割らせたら、大喜びで次から次に割っていた
空手道場の先生なら、頭で瓦10枚をお割りになるくらい、簡単だそうだ。
結局、いくつ石を割っても割っても、中から化石が見つかることはなかった。
stairs昨夜、銀座の有名宝石店で窃盗事件がありました。陳列ケースが割られており、約1億8,000万円相当の宝石が盗まれた模様です。
コロケーション
<もの>を
ガラス、ビール瓶、グラス、茶碗、鏡、鉢
<道具>で
ハンマー、金槌、石、手、足
<結果>
こなごなに、ばらばらに、無数に、細かく、小さく
解説
ひとつの<もの>に力を加えることによって、細かく砕く。その結果として、本来その<もの>が持っていた機能や形が大きく損なわれ、壊れることになる。
類義語・反義語
類義語砕く、壊す
反義語


3.分断他動詞上級
表記割る
ひとつの集合体を分けて、間に空間を作る。
文型
<人・動物>が<集合体>を割る
文法
受身尊敬使役意思継続結果・完了
例文
警官が、人垣を割って、事故現場に近づいてきた。
旧約聖書には、モーセが海を割る逸話が出てくる。
デモに参加している群衆を左右に割って、リーダーが対峙する警察隊の前に出てきた。
突然、道路脇の茂みを割ってライオンが飛び出してきた。
十五夜の夜、空一面を覆っていた雲を割って、お月様が顔を出してくれた。
コロケーション
<集合体>を
人垣、人込み、群衆、~の群、集団、海、雲、藪、茂み
<様態>に
2つ、真っ二つ、左右
解説
元々ひとつの個体ではなく、多くの個体が密接に結びついて一体となっている<集合体>を基本的には2つに分けることで、その間に隙間を作り出す。多くの場合、この隙間を通って入る、または出る移動を伴う。例えば、「割って入る」、つまり、できた空間に入っていく。「喧嘩に割って入る」と言った場合は、喧嘩をしている人たちを引き離して「喧嘩を仲裁する」という比喩的な意味にもなる。「慣用表現」の欄も参照のこと。
類義語・反義語
類義語分ける、裂く、引き裂く、分断する、かき分ける
反義語


4.分裂他動詞上級
表記割る
組織や組織の持つ意見を分裂させる。
文型
<人・相違>が<組織>を割る
文法
受身尊敬使役意思継続結果・完了
例文
消費税増税の是非に関しては、党を2つに割る議論に発展している。
死刑制度については、賛成派と反対派に分かれて、世論を割る大問題になっている。
遺産相続の問題が、結束の固かった一族を割る結果を招いてしまった。
コロケーション
<組織>を
政党、党、国、チーム、会社、グループ、サークル、一族
<意見>を
世論、国論
<様態>に
半分、半々、真っ二つ、2つ
解説
組織や意見などを2つに分ける。特に「賛否」や「是非」など反対の立場にあるものとして二分する。結果として、もともと持っていた「まとまり」や「つながり」が失われ、対立が生じることになる。
誤用解説
「仲を割る」と言うこともあるが、普通は「仲を裂く」と言う。
類義語・反義語
類義語裂く
反義語


5.薄める他動詞上級
表記割る
別の液体を混ぜて、濃度を下げる。
文型
<人>が<液体>を<液体>で割る
文法
受身尊敬使役意思継続結果・完了
例文
ウィスキーを水で割って飲む。
原酒のままだと濃すぎるから、炭酸水で割ろう
焼酎はお湯かウーロン茶でお割りになりますか
豚の骨から取った出汁は、水で割らずに使います。
酢が苦手なら、ちょっとぬるま湯で割ればいいよ。
水で倍に割った醤油100ccを鍋に入れます。
コロケーション
<液体>を
濃縮液、醤油、酢、出汁、そばつゆ
<酒類>を
酒、ウィスキー、焼酎、泡盛、スコッチ
<液体>で
水、お湯、炭酸水、ソーダ
<様態>に
倍、3倍、~倍、半分、3分の1
非共起例
<液体>を<液体>で割る
 水を醤油で割る
 醤油を水で割る
薄い液体を使って濃い液体を薄めるという意味なので、ヲ格を取る<液体>の方がデ格を取る<液体>より濃いもの、あるいはアルコール度数が高いものでなければならない。2つの<液体>の濃さが反対の場合や、同じ程度の場合、両者を混ぜ合わせるだけで、薄くはならないので「割る」は使えず、「混ぜる」を使う。「オレンジジュースとりんごジュースを混ぜる」。
解説
濃い液体の中に別の液体を入れて混ぜ合わせることにより、元の液体の濃度を下げる。飲んだり調理したりするのにちょうどよい濃さする。
類義語・反義語
類義語薄める、希釈する、伸ばす
反義語


6.分離他動詞上級
表記割る
くっついていたものを離す。
文型
<人>が<もの>を割る
文法
受身尊敬使役意思継続結果・完了
例文
今度の表彰式では、優勝者に薬玉を割らせてやろう。
おじい様はとても器用でいらっしゃって、どんな割り箸でも片手で上手にお割りになるんですよ。
相撲取りは、足を投げ出して地面に座り、無理に大きく開脚して左右に股を割ることにより、柔軟な体を作り出すそうだ。
和服の裾を割って大股で歩くのは、とってもはしたないよ。
コロケーション
<もの>を
薬玉、割り箸、股、裾
解説
ずれることなく並んで揃っていた一対のものを、ばらばらに離す。あるいは、ぴったりくっついているべきものを、離れ離れにする。


7.振り分け他動詞上級
表記割る
ものを均等に振り分ける。
文型
<人>が<数量>を<数>で割る
文法
受身尊敬使役意思継続結果・完了
例文
食事の代金を頭数で割ると、ひとり1,500円ずつになります。
平等に負担するために、費用を3人で割りましょうか。
商品の売れ行きを詳しく調べるためには、販売数を日数で割ればいい。
どんなにお金持ちでも、親の遺産を子供の数で割っていくと、三世代で普通の人になる。
うちの社長は、工場の跡地を十区画にお割りになって、宅地として販売なさるそうだ。
進んだ距離をかかった時間で割らないと、時速は計算できないよ。
stairsえーっと、6人で割ると…。あれれ、きれいに割れないなあ。
コロケーション
<数量>
代金、合計、費用、出費、~数
<数>で
ふたり、3人、全員、頭数、~数
<様態>
公平に、平等に、等しく、均等に
非共起例
<数量>を<数>で割る
 支払金額を二人で6対4に割った
 支払金額を二人で6対4に分けた
「割る」は、「二等分」「三等分」「四等分」のように、均等に分けるという意味合いを持つため、等分ではない「6対4」といった語句とは共起できない。
解説
負担などを関係者で等分して全員が同じ分量を分担する。お金の支払いが関係する負担の場合は、全員で費用を等分してみんなが同じ金額を支払う。つまり「割り勘」の意味になる。
類義語・反義語
類義語分ける、分担する
反義語


8.計算他動詞中級★★
表記割る
ある数を均等に分ける。
文型
<人>が<数>を<数>で割る
文法
受身尊敬使役意思継続結果・完了
例文
60を5で割ると12になる。
12を4で割れば、答えは3だ。
20は6で割れますか
コロケーション
解説
語義7が様々な<数量>を等分するものであったのに対し、語義8は純粋な<数>を必要に応じて等分する計算、つまり「割り算」の意味である。
類義語・反義語
類義語除する、割り算する
反義語


9.基準他動詞上級
表記割る
数値が基準以下になる。
文型
<数値>が<基準値>を割る
文法
受身尊敬使役意思継続結果・完了
例文
国会の評決で、賛成は過半数を割った
気温が10度を割ると、吐く息が白く見えるようになる。
不景気のため、大学生の就職率が50%を割っている国も少なくない。
新車の年間販売台数が10万台の大台を割ったら、倒産する自動車会社も増えるだろう。
どんなに値引きをしても、原価を割らないのが商売の鉄則だ。
だんだん交通事故が減ってきて、今年は1万件を大きく割りそうです。
コロケーション
<基準値>を
基準、半分、過半数、大台、原価、定員、~割
<様態>
大きく、大幅に
非共起例
<基準値>を割る
 日本人が初めて100m走で10秒を割った
 日本人が初めて100m走で10秒を切った
「割る」の場合は、「必要なのに足りなくなった」といった否定的なニュアンスを伴う。したがって、プラス評価のニュアンスを持つ場合には使えず、代わりに「切る」を用いる。
解説
基準よりも高かった数値が、次第に低くなって、基準以下に減ってしまったという意味。基準を上回っていることが望ましく、下回ることに対してはマイナス評価の意味合いがある。
類義語・反義語
類義語下回る、割り込む、切る
反義語上回る、超える、出る


10.境界線他動詞上級
表記割る
スポーツで選手やボールが境界線を越える。
文型
<人・もの>が<境界線>を割る
文法
受身尊敬使役意思継続結果・完了
例文
ゴールキーパーが大きく蹴ったサッカーボールは、相手側のタッチラインを割った
無理な体勢からのシュートだったが、敵のゴール[ライン]を割って、1点入った。
さっき、横綱の右足が土俵を割りませんでしたか。
審判団は協議の上、横綱が土俵を割っていたと判断した。
コロケーション
<人・もの>が
スポーツ選手、相撲取り、足、踵、つま先、ボール
<境界線>を
ゴール[ライン]、タッチ[ライン]、ライン、土俵
解説
語義9における「基準値」が、2次元的な「境界線」となった場合の用法である。もっぱら相撲やサッカーなどのスポーツで使われ、ルール上何らかの意味を持つ境界線を選手(の体の一部)やボールが越えて反対側へ出るという意味。
類義語・反義語
類義語越える、出る
反義語


11.ケガ他動詞上級
表記割る
力を加えて、皮膚に裂け目を作る。
文型
<人>が<体の一部>を割る
文法
受身尊敬使役意思継続結果・完了
例文
転んで額を割ってしまい、10針も縫う羽目になった。
鈍器で頭を割られた被害者が見つかった。
試合中にプロレスラーが凶器を取り出し、相手の眉間を割ったので、流血騒ぎになった。
コロケーション
<体の一部>を
額、おでこ、頭、脳天、眉間
<様態>
ぱっくり、ざっくり
解説
体の中でも比較的に固い頭や額を叩いたり打ったりすることによって、皮膚を裂いてケガ(裂傷)を負わせる。刃物ですぱっと「切る」のと異なり、強い力を加えて無理に裂くので、傷口は乱れている。
類義語・反義語
類義語裂く、切る
反義語


割るの全体解説 「切る」は「割る」とよく似ているが、前者は意識的に刃物などを使って一部分を切り離すことに焦点が当てられているため、切断面も直線的で整っている。一方、「割る」の場合は、力を加えて分割することに焦点が置かれるため、断面の形にはこだわらない。また、「切る」対象は、軟らかいものでも固いものでも関係はないが、「割る」ことができるのは固いものに限られる。何かを「割る」ことにより、元のまとまりや統一性が損なわれることもあるが、ばらばらに破壊するだけではなく、均等に等分するという意味合いを持つ用法も備えている。
























▶全例文を聞く
<もの>を
その後しばらくの間、彼の主な仕事は、炊事用のを割ることであった
(野田正彰著 『文化に囚われた心』, 1987, 146)
胡桃はを割って薄皮も除き、4つくらいに割っておきます。
(森義文著;飯田勇雄撮影 『ごちそうものがたり』, 2002, 596)
<道具>で
僕達は沢にスイカをいれておき、太陽が一番高くなる頃にでわって食べたりした。
(雨森零著 『首飾り』, 1995, 913)
<結果>に
そら豆の実は薄皮をむき、2つに割る。
(河田吉功著 『河田吉功のキリリとうまい新鮮中華』, 2001, 596)
<もの>を
庭にとびこんできたボールでガラスを割られて大人げなく怒鳴る。
(桜坂洋著 『よくわかる現代魔法』, 2005, 913)
お前が家に嫁いできてからというもの、これまで何枚の茶碗を割ってきたと思っているんだ。
(清め野塩著 『雪の積む里』, 2004, 913)
<集合体>を
稲原組と聞くと、三人は、まわりに集まっていた人垣を割るようにして走り去って行った。
(大下英治著 『修羅の群れ』, 1984, 913)
<組織>を
それに、小泉・自民党が総選挙に敗れた場合には、自民党の若手を中心に、もうとてもこれではやっていけない、旧経世会とは手を切りたい、としてを割る動きが出ることも大いにありうる。
(俵孝太郎著 『世界の中の日本最良の選択』, 2002, 310)
<酒類>を
からだが弱っているからなのか、それに家では二級を水で割っているためか飲むとすぐに効く。
(古今亭圓菊著 『背中の志ん生』, 2001, 779)
<液体>で
私と松井は缶詰を食い、林原からの差し入れのウィスキーをで割って呑み、野村が寝入ったのを確かめた後、午後八時五十分ごろ就寝した。
(高村薫著 『マークスの山』, 2003, 913)
<もの>を
蕎麦が運ばれて来た時、五十鈴が割り箸をパチンと割ったのを見て、みさきは感心したように呟いた。
(野崎透著;つくも匠,RADIX企画室原作 『ダイバージェンス・イヴ』, 2003, 913)
<数量>を
平均値―資料の値の合計を全体の度数で割った値を平均値という。
(数学基礎, 2006, 高)
<数>で
身長の平均値は,全員の身長を合計した後,人数で割ることにより求めることができる.
岡田正,高橋参吉,藤原正敏編;ICT基礎教育研究会著 『ネットワーク社会における情報の活用と技術』, 2003, 007)
<基準値>を
しかし,1998(平成10)年参議院選で自民党(橋本龍太郎内閣)が過半数を割って小渕内閣が成立してからその様子が変化してきた。
(大矢吉之,奥村文男編 『スタンダード法学・憲法』, 2002, 321)
その後のマイワシ漁獲量は大幅に減少し、九五年には六十六万トンと七五年以来二十年ぶりに百万トンの大台を割った。
(時事通信社水産部著 『にっぽん魚事情』, 1998, 662)
<人・もの>が
誰もがボールがそのままゴールラインを割ると思った。
(大住良之著 『アジア最終予選』, 2005, 783)
<境界線>を
左四つ、魁皇は十分の右上手を取って寄ったが、貴ノ浪に左からすくわれると、あっけなく土俵を割った
(大相撲, 2002, スポーツ)
<体の一部>を
岩でを割ったときも、頭髪がごっそり剝がれてしまったときも、おれの微笑は岩のおもてに映っていた。
(大岡信詩集, 1995, )
<様態>
ひとりの黒人は、もう、をざっくり割られて、倒れている。
(夢枕獏著 『黄金宮』, 1992, 913)






























基本中の基本だけど、卵は必ず小ボウルの中に1個ずつ割ってください。
昨夜、銀座の有名宝石店で窃盗事件がありました。陳列ケースが割られており、約1億8,000万円相当の宝石が盗まれた模様です。
えーっと、6人で割ると…。あれれ、きれいに割れないなあ。
竹を割ったような

意味
竹はまっすぐに割れることから、性格に歪んだところがなく、嘘がつけなくて正直な人柄という意味。
用例
やっぱり竹を割ったような性格の人が一番付き合いやすい。
コーパスからの用例
スパッと竹を割ったような、一本気な性格です。
割って入る

意味
複数の人の間に無理に入り込み、関係を断ち切る。ケンカの仲裁など。
用例
ケンカしている子供たちの間に先生が割って入った
コーパスからの用例
翠が、ふたりのあいだに割って入った
口を割る

意味
秘密にしていたことを話してしまう。白状する。
用例
警察の厳しい取り調べに耐えかねて、容疑者はとうとう口を割った
コーパスからの用例
結局、組員の口を割らせるしかない。
腹を割る

意味
隠し事や我慢をせずに、本心や真意を全て話す。連用修飾「腹を割って(話す)」や連体修飾「腹を割った(話)」という用法が一般的であり、「腹を割る」単独ではあまり使われない。
用例
今日は、お互いに腹を割って話し合いましょう。
コーパスからの用例
いい機会なので父親と腹を割って話してみようと思います。
複合動詞 V1

割り込む、割り振る、割り当てる、割り切る、割り引く、割り出す
複合動詞 V2

叩き割る
複合名詞

割り箸、水割り、お湯割り、割り勘、割り醤油、割り酢、割り下
割る(1グループ)の活用 ▶活用を聞く
アクセント型平板型
辞書形わる
ない形わらない
~なかったわらかった
ます形わり
~ませんわりま
~ましたわりした
~ませんでしたわりまんでした
~ときわるとき わる
ば形
意向形
て形わって
た形わった
可能形われる
受身形わられる
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