動くのコアイメージ

1.運動自動詞初級★★★
表記動く
静止状態にある人・動物・もの(の一部)が運動状態に変わる。
文型
<人・動物・もの(の一部)>がうごく
文法
受身尊敬使役意思継続結果・完了
例文
風で木の葉が動く
腕がしびれて動かない
ライブでは、目の前の人に激しく動かれると迷惑だ。
寝不足になると、下瞼がぴくぴくと動くことがある。
おなかの中で赤ちゃんが動いている
陽気な音楽にあわせて、自然と体が動いていた
コロケーション
<人・動物・もの(の一部)>が
① 人体:体、足、手、指、筋肉、手足、口、関節
② もの:もの、部分、パーツ
<様態>
少し、ぴくぴく、ゆらゆら、左右に、上下に、滑らかに
非共起例
<人・動物・もの(の一部)>が
 水が動く
 水が流れる
液体のように、境界が明確でなく個体として認識するのが難しいものについては、静止状態から運動状態に変化した場合にも「動く」を用いることはできない。
なお、「潮が動く」という表現は可能だが、この場合は干潮から満潮、あるいはその逆への移り変わり(状態の変化)を表している。「潮」は干満(水位の高低)の変化を伴う海流であり、「潮が動く」ことは水そのものが運動状態になるというよりも、海面の状態が変化することを表しており、語義4の「動く」に当たると考えられる。
解説
この意味の「動く」は、静止状態にあるもの(の一部)が運動状態になることを表す。
誤用解説
意思形は主体が<人>で、全身が運動状態になる場合のみ可能である。
 音楽に合わせて動こう。(全身運動)
 右手が動こう。
 右手を動かそう。
最初の例は、「私」が主体であり、全身運動を表すため可能であるが、二つ目の例「右手が動こう」において、「右手」は意思を持つ「私」の一部であっても、身体部分を主体として意思形にすることはできない。このような場合は他動詞「動かす」を用いる。
類義語・反義語
類義語
反義語止まる


2.移動自動詞初級★★★
表記動く
人・ものの位置が変わる。
文型
<人・もの>がうごく
文法
受身尊敬使役意思継続結果・完了
例文
歯列矯正では、一年以上かけてゆっくり歯が動く
教室から出ようとしたら、「そこを動くな」と怒鳴られた。
「ここからじゃ、花火が半分しか見えない」「ちゃんと見える位置まで動いたら」
不動産取引では大きなお金が動くことになる。
地球は太陽の周りを動いている
しばらくして空を見ると、雨雲がだいぶ動いていた
コロケーション
<もの>が
歯、雲、地球、時計の針、視線
<様態>
素早く、ゆっくり、少し、ちょっと、だいぶ
<場所>から
場所、位置、そこ
<方向>に
右、左、横、前、後ろ
<場所>を
① 起点:その場、そこ
② 経路:直線上、中、間、まわり
<速さ>で
スピード、速度、ペース
解説
この意味の「動く」は、静止状態にあるものが運動状態になった結果、そのものの位置が変化することを表す。したがって、静止状態から運動状態への変化を表す語義1の結果として生じる意味である。
なお、「地球が動く」という場合、実際に地球そのものが移動して位置を変化させることを表すが、以下のように、そのものが移動して、そのものの位置が変化したとは言えない場合にも用いられる。
 道路整備により、バス停が五十メートルほど西に動いた。
この例は、バス停が実際に移動して位置が変化したのではなく、本来存在していた場所とは別の場所に新たにバス停が設置されたことを表すこともできる。この場合は、あたかもバス停が元の位置から別の位置に移動したかのように捉えられているのである。
また、必須項パターンで挙げた「視線」は<見ている方向>を表すとされ、そうであれば物理的物体の移動とは言いにくいが、以下のように「視線が動く」と言う場合、実際に位置が変化するのは「目」である。
 彼がその話をした時、視線が左右に動いた。
類義語・反義語
類義語移る、移動する
反義語止まる、留まる


3.異動他動詞中級★★
表記動く
人が所属を変える。
文型
<人>が<所属>を[に]うごく
文法
受身尊敬使役意思継続結果・完了
例文
「田中は異動願を出したらしいよ」「今彼に動かれたらプロジェクトはどうなるんだ」
外資系の世界では、中途採用や転職で人がよく動く
別のポストに動くことになった。
35歳の時に一度職場を動こうとしたが、家族の猛反対があり、叶わなかった。
「来年は、別の支店に動いてもらうことになる」「わかりました。頑張ります」
我が社では一年に一度、人事異動により人が動いている
コロケーション
<人>が
人、上司、部下
<所属>を
職場、会社、ポスト
<所属>に
新しい[別の]会社、新しい[別の]ポスト
<様態>
よく、頻繁に
非共起例
<所属>に
 部長に動く
 部長になる
特定の職位を示す語とは共起しない。この意味の「動く」は所属の移動を表し、二格には何らかの場所と捉えられるものがくるため、「別のポストに動く」は可能。
解説
この意味の「動く」は、人の職場・職位などの<所属>が変化することを表しており、ものの位置が変化することを表す語義2と類似している。職場や職位などの<所属>は社会的な位置と捉えられ、語義2が空間的位置の変化を表すのに対して、語義3はより抽象的な社会的位置の変化を表している。
ところで、語義3の「動く」は必須項としてヲ格を取るため他動詞としたが、典型的な他動詞とは異なることを確認しておこう。典型的な他動詞のヲ格は、主体が意図的な行為を行い、その行為によって変化を引き起こす<対象>を表す。以下、「動く」と対応する他動詞の「動かす」を見てみよう。
 社長は、田中さんを庶務課に動かした
この例では、主体である「社長」が「田中さん」に対して「動かす」という行為を行い、それによって「田中さん」の状態が変化する。それに対して、語義3の「動く」はヲ格を取るが、このヲ格は<対象>ではなく移動の<起点>と捉えられ、カラ格に置き換えることが可能である。
 一度今の職場を動こうとしたことがある。
 一度今の職場から動こうとしたことがある。
また、典型的な他動詞の場合は直接受身にできるが、語義3の「動く」はできない。
 田中さんが動かされる。
 今の職場が動かれる。
このような特徴は、この意味での「動く」だけでなく、移動を表す「(家を)出る」、「(家を)離れる」、「(森を)歩く」、「(森を)通る」、「(森を)抜ける」などの動詞にも共通する特徴であり、これらはヲ格を取るため自動詞用法とは言い難いが、一方で上記の「動かす」のような典型的な他動詞とも異なる。なお、語義3の「動く」と関連し、物理的な移動を表す語義2の「動く」は、ヲ格が必須項ではないため自動詞としているが、付加詞要素としてはヲ格が現れることも可能である。この場合もヲ格は語義3と同様に<起点>を表すか、そうでない場合は<経路>を表す(以下は語義2の例である)。
 そこを動くな。(<起点>)
 暗闇の中をゆっくり動いた。(<経路>)
なお、語義3の「動く」では、例文に見られるように、移動先を表すニ格と移動元を表すヲ格は省略することも可能である。
 外資系の世界では、人が会社を動くことはよくある。
 外資系の世界では、人が別会社に動くことはよくある。
 外資系の世界では、人が動くことはよくある。
類義語・反義語
類義語異動する、移る
反義語留まる


4.物事の状態変化自動詞中級★★
表記動く
物事の状態が変化する。
文型
<物事>がうごく
文法
受身尊敬使役意思継続結果・完了
例文
相場が動く
動かぬ証拠を突き付けられた。
彼の入閣はもはや動かない
前半は0対0で終え、後半になって大きく試合が動いた
あのドラマは、来週、物語が一気に動くはずだ。
世界は激しく動いている
stairs原油の価格が大きく動くと、経済に影響があります。
コロケーション
<物事>が
① 価値:相場、レート、株価、価格、為替、数字
② その他:歴史、経済、時代、世の中、政治、事態、試合、運命
<様態>
常に、目まぐるしく、絶えず、突然、大きく、急に
解説
この意味の「動く」は、状態の変化を表す語義1から生じた意味である。というのも、語義1は、人や動物を含む物理的物体に関して、静止状態から運動状態への変化を表す一方で、この意味の「動く」はより広く、物事の状態の変化一般を表していると考えられるためである。
類義語・反義語
類義語変化する、変動する
反義語停滞する


5.心情の変化自動詞中級★★
表記動く
人の心情が変化する。
文型
<心情>がうごく
文法
受身尊敬使役意思継続結果・完了
例文
決心が動く
いろんな人に説得されても、一向に心が動かない
最初は会うつもりはなかったが、素敵な人だと聞いて気持ちが動いた
何があっても気持ちが動かないようにしたい。
ほんの数分の間に、気持ちが動いてしまった。
いろいろな人と話してみて、独立へと少しずつ気持ちが動いていった。
コロケーション
<心情>が
心、気持ち、決心
<様態>
少し、まったく(~ない)、簡単に、すぐに、なかなか(~ない)
非共起例
<心情>が
 息子は中学に入って、サッカーから野球に興味[関心]が動いた
 息子は中学に入って、サッカーから野球に興味[関心]が移った
単に注意の対象が変わった場合(興味・関心など)には用いられず、心情に変化が生じる場合にのみ、「動く」を用いることができる。
解説
この意味の「動く」は、物の状態の変化を表すという点で、語義4と同様である。一方、語義4の主体は<物事の状態>であるが、語義5の主体は、より限定的な人の<心情>である点が異なる。
類義語・反義語
類義語変わる
反義語


6.機能(もの)自動詞初級★★★
表記動く
ものが機能する。
文型
<もの>がうごく
文法
受身尊敬使役意思継続結果・完了
例文
疲れていて、頭が動かない
パソコンがちゃんと動くか確認しよう。
時計が動かなくなってしまった。
川の増水で止まっていた電車が、ダイヤ通りに動きはじめた。
この機械はどんな仕組みで動いているんだろう。
船が自動制御で動いていた
コロケーション
<もの>が
① 身体部位:頭、心臓
② 機器:機械、時計、カメラ、パソコン
③ 乗り物:車、電車、エレベーター、バイク、船、リフト、新幹線
<様態>
うまく、正常に、スムーズに、円滑に
<要因>で
電気、電池、エネルギー、モーター
<原理>で
原理、仕組み、システム
解説
この意味の「動く」は、静止状態にあるものが運動状態になった結果、そのものが機能することを表す。例えば、機械のモーターが運動状態になることによって、その機械は機能することになる。したがって、この「動く」は、静止状態から運動状態への変化を表す語義1の結果として生じる意味である。
誤用解説
実際に運動状態になることによってその機能を果たすと考えられるもののみが、この意味の「動く」の主体になる。したがって、我々にとってその運動状態への変化が捉えにくい「照明」は「動く」とは言えない。
 ヒーターが動かなくなってしまった。
 照明が動かなくなってしまった。
また、鼓動によってその運動状態を実感できる「心臓」は、「心臓が動く」ことによって<ポンプとしての機能を果たす>ことを表すことができるが、「目」は視覚機能を果たす際にその運動状態は問題にならないため、「目が動く」ことによって<視覚器官としての機能を果たす>という意味を表すことはできない。
 心臓が動いている。
 が動いている。
類義語・反義語
類義語機能する、作動する、働く
反義語止まる


7.機能(物事)自動詞上級
表記動く
物事が機能する。
文型
<物事>がうごく
文法
受身尊敬使役意思継続結果・完了
例文
一か月かけて作ったプログラムが正常に動いた時は嬉しい。
国民参加の裁判システムが徐々に動き始めている。
最近になって、国家主導の政策がようやく動き始めた。
「今、君の会社ではいくつのプロジェクトが同時に動いているの」「六つです」
大型商業施設の建設計画が水面下で動いているらしいよ。
ウイルス対策のアプリケーションがバックグラウンドで動いている
コロケーション
<物事>が
システム、プログラム、プロジェクト、計画、事業
<様態>
うまく、スムーズに、円滑に、正常に
解説
この意味の「動く」は、主体が、本来持っている働きをなすことを表すという点で、ものが機能することを表す語義6と類似している。一方、語義6の主体は物理的物体であるのに対して、語義7の主体は抽象的な物事である点が異なる。ただし、語義6の主体が何らかの働きを本来持っているもの(時計や機械等)であるのと同様、語義7の主体である物事も、何らかの機能を持つまとまりとしての「システム」や「事業」、「計画」などである。
誤用解説
主体の物事は、上述の通り、何らかの機能・作用を持つシステムや計画などに限られる。
 計画が少しずつ動く。
 計画が少しずつ進行する。
 病気が少しずつ動く。
 病気が少しずつ進行する。
これは、語義6の「時計が動く」「機械が動く」において、モーター等のパーツが運動状態になった結果、そのものの本来の機能を果たすという意味を表すのと同様に、語義7も、主体は複数の要素から成り立ち、それが歯車のようにかみ合って進行する、まとまりとしての物事でなければならないためである。
類義語・反義語
類義語
反義語止まる


8.行動自動詞中級★★
表記動く
人・組織が目的を達成するために行動する。
文型
<人・組織>がうごく
文法
受身尊敬使役意思継続結果・完了
例文
陰でこそこそ動かれては困る。
医療制度改革に向けて、ようやく国が動いた
事件性がなければ警察は動いてくれない。
人の指図で動くような男ではない。
自分が動こうとしなければ、状況は何も変わらない。
あの球団は来シーズンに向けて大物選手獲得に動いている
コロケーション
<人>が
自分、部下、黒幕
<組織>が
警察、国、政府、行政、組織、会社
<様態>
賢く、てきぱき、さっそく、ようやく、やっと、なかなか(~ない)
<要因>で
自分、指示、意思、意志、判断、命令、お金
<チーム>で
チーム、組織
<目的>に
獲得、支援、強化、解決、採用、改正
解説
この意味の「動く」は、人や人の集団である組織が目的達成のためになんらかの行動を起こすことを表す。この意味は、静止状態にあるものが運動状態になった結果、そのものが活動を始めることから生じており、したがって、静止状態から運動状態への変化を表す語義1の結果として生じる意味であると考えられる。例えば、「警察が動く」は<捜査などを行う>ことを表すが、実際に捜査という行動を起こす場合、警察署から出発して(語義1)、移動する(語義2)ことになる。「動く」は本来この物理的な運動を表すが、語義8ではその運動の結果、<行動する>という意味を表している。
誤用解説
語義1が静止状態から運動状態への変化を表すのと同様、語義8も現状からの変化の意味を引き継いでおり、通常の状態で当然行われると考えられる習慣的行動に対しては、「動く」は用いられない。
 「今日もいつも通り、学校で勉強したよ」「受験に向けて動いたんだね」
 「今日は塾の申し込みをしてきたよ」「受験に向けて動いたんだね」
類義語・反義語
類義語行動する、活動する
反義語


動くの全体解説 各語義の解説をご覧ください。
























▶全例文を聞く
<人・動物・もの(の一部)>が
ジェニファーは凍りついたようにが動かなくなった。
(シドニィ・シェルダン著;天馬竜行訳 『天使の自立』, 1996, 933)
午前中にはミシンをかけようと思ったらモーターがうなるだけでが動きません。
(Yahoo!ブログ, 2008, Yahoo!ブログ)
<もの>が
ルナの視線が廊下のほうに、かすかに動いた。
(倉橋燿子作;目黒直子絵 『月が眠る家』, 2005, 913)
<場所>から
立食のパーティーで、最初に立った位置から一歩も動かない女性がいます。
(中谷彰宏著 『ハッピーな女性の「恋愛力」』, 2004, 159)
<方向>に
この検査では目の前にある点が左右にゆっくり動くのを目で追います。
(神尾友和,相原康孝著 『めまい・難聴・耳鳴りはここまで治る』, 2002, 496)
<場所>を
事故があったので、警察が来るまで全員その場を動かないようにって
(パーネル・ホール著;田中一江訳 『俳優は楽じゃない』, 1996, 933)
点Pが辺CD上を動くとき,yをxの式で表しなさい。
(新しい数学 2, 2005, 中)
<速さ>で
雲がすごいスピードで動いて、やがてまた、太陽が顔をのぞかせた。
(山崎玲子作;狩野富貴子絵 『もうひとつのピアノ』, 2002, )
<物事>が
1日、3カ月、6カ月、1年、2年、5年、10年のチャートが選べます。 株価がどのように動いているのかがわかり、今後の動向の目安になります。
( 『いっきにわかるネット株の始め方・儲け方』, 2003, )
世の中がうごいても、われわれにはなんの関係もないようにみえますよ」
(陳舜臣著 『風よ雲よ』, 1999, 913)
<様態>
市之允や門下生たちの生活には、なんら大きな変化はなかったが、時勢はめまぐるしく動いている。
秋山香乃著 『五稜郭を落した男』, 2004, 913)
<心情>が
いくら情が通じ合った間柄とはいえ、一〇倍の年俸を提示されたら、が動いてしまうのは当たり前だ。
(高橋基人著 『中国人にエアコンを売れ!』, 2005, 338)
<もの>が
心臓が動いていることで、他の器官に酸素や栄養分が送られ、私たちは生きていくことができます。
(雑学ものしり倶楽部著 『ウソ、ホント!?「からだの不思議」の雑学』, 2001, 491)
不要になったファイルを消去することはファイルの整理という面だけでなく、パソコンが快適に動くために必要なことでもあるので、定期的に行なうようにしましょう。
( 『いっきにできる!エクセル表計算2002』, 2001, 007)
麦畑の中のあぜにタイヤをとられて、が動かなくなった。
(NHK取材班著 『もう一つのソビエト』, 1986, 302)
<要因>で
これは電池で動くおもちゃのモータと原理は同じですが、家庭にとどく電気は交流です。
(伊東雅子著 『すぐ役立つ家庭の電気百科』, 1995, 592)
<原理>で
「会社がどのような仕組みで動いているかを知った上で、学生が自分の進路を決めた方がよいのでは」と上田は考えた。
(恩田饒,礒崎圭二著 『勝ち組に学べ!』, 2005, 332)
<物事>が
今、現在整備中の高速道路を前提に、全国百十一カ所で地域開発のプロジェクトが動いております。
(国会会議録, 2001, 常任委員会)
<人>が
如何に良い計画を立て、適切な職務割当てをしても、部下が動かなければ成果に結びつかない。
(Yahoo!ブログ, 2008, ビジネス)
<組織>が
下手にちょっかいを出せば警察が動くし、私個人を脅してもさしたる金にはならない。
(吉川水貴著 『本気で君を信じたい』, 2004, 368)
<要因>で
そのとき、ずっと親の指示で動いてきた子は、指示がないとどう動いて、いいのか判断ができません。
(菅原裕子著 『子どもの心のコーチング』, 2003, 379)
<チーム>で
父が入院してる病院は看護師さんがチームで動いていて毎日チームの中で担当の看護師さんが決まります。
(Yahoo!ブログ, 2008, 家庭)
<目的>に
リンドン・ラルーシュ二世によれば、「東部エスタブリッシュメントとメディアは、一九七二年にはウォーターゲート事件のもみ消しに動いたのに、翌七三年には暴露に踏み切ったのはなぜか?
(越智道雄著 『ブッシュ家とケネディ家』, 2003, 312)






























原油の価格が大きく動くと、経済に影響があります。
食指が動く

意味
ものを食べたくなる。
用例
メニューを見ても、一切食指が動かない
コーパスからの用例
コーパスに用例なし
意味
何かを欲しいと思う、あるいは何かをしたいという気になる。
用例
自己啓発本の類には食指が動かない
コーパスからの用例
「すかっとしない西部劇なんて、おれは食指が動かんな」 (逢坂剛著 『牙をむく都会』, 2003, 913)
梃子でも動かぬ

意味
どんな手段を用いても、がんとして動かない。梃子は、動かしたいものが重くて容易に動かせない場合に、そのものの下に差し入れて使用するもので、これによりわずかな力でものを動かすことができる。
用例
うちの犬は散歩途中の公園で、梃子でも動かないということがよくあった。
コーパスからの用例
上にまたがり、行けと命じたけれども、馬は梃子でも動かなかった。 (畑正憲著 『ムツゴロウの動物交際術』, 2003, 481)
意味
梃子を使ってもものを動かすことができないように、どんなことがあっても、信念・主張を変えない。
用例
彼は一度やらないと決めたら、梃子でも動かない
コーパスからの用例
頰は引きつり、目にはテコでも動かないという不同意の色があった。 (江波戸哲夫著 『左遷!』, 1990, 913)
複合動詞 V1

動き出す、動き回る
複合動詞 V2

揺れ動く
複合名詞

身動き、値動き
動く(1グループ)の活用 ▶活用を聞く
アクセント型起伏型
辞書形
ない形うごない
~なかったうごなかった
ます形うごき
~ませんうごきま
~ましたうごきした
~ませんでしたうごきまんでした
~ときくとき
ば形けば
意向形うご
て形いて
た形いた
可能形うご
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