解く・説く・溶くのコアイメージ

1.対象物の分解他動詞初級★★★
表記とく、解く
人が結んであるものや縛ってあるもの、もつれているものをゆるめて、もとの離れた状態にする。
文型
<人>が<もの>を解く
文法
受身尊敬使役意思継続結果・完了
例文
片手で運動靴の紐を解く
絡まった糸を一本一本丁寧に解いていく。
子供のとき、祖母にはよく髪を解いてもらった。
プレゼント箱のリボンを解く瞬間は、いくつになっても嬉しいものです。
捕虜たちは牢の中にいても、手足の縄を解かれることはなかった。
商品が入荷しましたら、すぐに梱包を解いて中身の状態をチェックしてください。
コロケーション
<もの>を
縄、梱包、帯、結び目、包み、(絡まった)糸、巻物、網、包帯、釣り糸
<手段・方法・道具>で
ひとり、ブラシ、自力、片手、全員
<人>と
友達、彼女、仲間、娘、生徒
<様態>
簡単に、丁寧に、容易に、スピーディーに、丹念に、慎重に、きれいに
非共起例
<もの>を解く
 散らかったイス[紙]を解く
 散らかったイス[紙]を片付ける[整理する]
基本的に、結んだり、縛ったりすることができるひも状のものに使われる。
解説
語義1は、結んであるものや縛ってあるもの、もつれているもの、つまり糸や縄など、ひも状のものをゆるめて、もとの離れた状態にするということを表す。梱包や荷物などは紐や糸などで結んであることから「梱包・荷物・小包を解く」という言い方もできる。また、乱れた髪を整えるという意味で、「(くしで)髪を解く」という使い方もある。なお、この語義1は、現代日本語においてはほぼ同じ意味を表す「ほどく(解く)」がよく用いられる。
類義語・反義語
類義語解く(ほどく)
反義語結ぶ、縛る


2.服装の解除他動詞上級
表記とく、解く
人が身につけていたものを取りはずして、平常の服装にする。
文型
<人>が<服装>を解く
文法
受身尊敬使役意思継続結果・完了
例文
チェックインが済んだら、とりあえず旅装を解いて一服しましょう。
ついに犯人は変装を解いて正体を明かした。
太郎は海外出張から戻ると、旅装を解いてすぐに会社に向かった。
「解甲帰田 (かいこうきでん)」とは、武装を解いて故郷に帰るという意味である。
この主人公の女性は家族を守るため、最後まで男装を解くことはなかった。
ベースキャンプに戻り、装備を解いて下山の準備をする。
コロケーション
<服装>を
旅装、装備、武装、変装、防空服装、男装
<場所>で
施設の中、部屋、船の中、納屋、ホテル、宿、客室
<様態>
急いで、とりあえず、さっそく、直ちに、すぐさま
非共起例
<服装>を解く
 ズボン[上着・スーツ]を解く
 ズボン[上着・スーツ]を脱ぐ
(特別な目的で)身につけていたものを取りはずして平常の服装にするということを表す。従って、普段着など単に衣装を脱ぐ場合には使いにくい。
解説
語義1は、「結んであるものや縛ってあるものをゆるめて、もとの離れた状態にする」ということを表しているが、この「解く」はさらに進んで、結んであるものや縛ってあるものをゆるめて分け離すことによって、「問題となる服装を、身体から取り外す」ということを表している。つまり、語義1とは手段と目的の関係にあると考えられる。
類義語・反義語
類義語脱ぐ、取り外す
反義語武装する、装着する


3.負の心情の解除他動詞中級★★
表記とく、解く
人が心の中にわだかまる不快な心情をやわらげ、平穏な状態にする。
文型
<人>が<心情>を解く
文法
受身尊敬使役意思継続結果・完了
例文
ゆっくり深呼吸をして緊張を解く
あの政治家は有権者の誤解を解くために、マスコミに身の潔白を訴え続けた。
試験前の緊張を解くための方法を教えてください。
スポーツは、民族間の誤解や憎しみを解くきっかけになることもある。
政府は、食品の安全性問題に対する消費者の不信を解くべく、食品関連法の改正を行った。
心に傷を負った捨て犬の警戒心を解くには、信頼関係の構築が何よりも大事です。
コロケーション
<心情>を
緊張、誤解、怒り、警戒心、(心の)迷い、不信、不安、憎しみ
<手段・方法>で
自力、いろいろな方法、自分、マッサージ器、スポーツ、ランニングマシーン
<場所>で
家、現場、休憩室、リラックスルーム、温泉、プール
<様態>
ゆっくり、とにかく、何とか、なかなか(~ない)、しっかり、きちんと
非共起例
<心情>を解く
 勇気[期待]を解く
 勇気[期待]を捨てる
 不安[怒り]を解く
基本的に、負の心情に対して用いられる。
解説
語義1は、「結んであるものや、もつれているもの(つまり、具体物)をゆるめて、もとの離れた状態にする」ということを表すが、この「解く」は「怒りや緊張、不安など(つまり、抽象物)をやわらげて、もとの平穏な状態にする」ということを表す。ただし、いずれも「(複雑に)絡まっているある対象物をもとの状態にする」という点では共通している。
類義語・反義語
類義語和らげる、解消する
反義語


4.物事の解答他動詞初級★★★
表記とく、解く
人が不明・未知のことに対して、答えを出す。
文型
<人>が<こと>を解く
文法
受身尊敬使役意思継続結果・完了
例文
制限時間内にこの問題を解かなければならない
その女性は、事件の謎を解くカギを握っている。
この方程式を解くためにあらゆる方法を試してみたが、だめだった。
ピラミッドの謎を解くために、現在も多くの科学者が研究を続けている。
先日、NHKで「相対性理論の矛盾を解く」というスペシャル番組が放送された。
あの魔女の呪いを解くには、真実の愛しか方法はありません。
コロケーション
<こと>を
問題、方程式、疑問、謎、呪い、暗号、難問、課題、秘密、魔法、矛盾
<人・組織>と
友人、仲間、政府、研究機関、FBI、警察
<手段・方法>で
自力、みんな、自分、ユニークな発想、様々な方法、数式、変わった理論
<様態>
ひたすら、とにかく、すらすら、簡単に、あっさり、確実に、難なく
非共起例
<こと>を解く
 料理法[大工技術]を解く
 料理法[大工技術]を学ぶ
単に知識などを得る場合は使いにくい。
解説
語義1は、「結んであるものや、もつれているもの(具体物)をゆるめて、もとの離れた状態にする」ということを表すが、この「解く」は「ある対象物(抽象物)が抱えている問題や謎、魔法などについて、(本来の姿とも言うべき)答え・真相を明らかにする」ということを表す。ただし、いずれも「(複雑に)絡まっているある対象物をもとの状態にする」という点では共通している。
類義語・反義語
類義語解決する、解明する、説き明かす
反義語


5.物事の解説他動詞中級★★
表記とく、説く
人が物事の道理や筋道を、相手に分かるように言って聞かせる。
文型
<人>が<相手>に<こと>を説く
文法
受身尊敬使役意思継続結果・完了
例文
彼は国民に向かって、脱原発の正当性を説き続けてきた。
今日の授業では、聖徳太子が説いた和の精神について考えます。
毛利博士は著書の中で、地球の環境問題を独自の視点から説いている。
先日の学会では「人生の生き方を説く」というタイトルで講演を行いました。
財務大臣は新年の所信表明で、消費税増税の必要性を説いた
現代のジェンダー論について、中立の立場で説いた書籍を探している。
コロケーション
<相手>に
人々、国民、民衆、相手、生徒、社員、教え子、子供たち
<こと>を説く
教え、真理、思想、道理、精神、意味、理想、原理、仕組み、善悪
<手段・方法>で
言葉、仏法、表現、自分、いろいろな方法、客観的な立場、経典、日本語
<視点・観点>から
立場、理論、見地、様々な角度、いろいろな面、両面、事例、側面
<様態>
親切に、丁寧に、簡潔に、熱心に、明確に、ひたすら、はっきり、ちゃんと
解説
語義4は、「人が不明・未知のことに対して、答えを出す」ということを表しているが、この「解く」は不明・未知である事柄について、答え・真相を明らかにすることによって、さらに進んで「その答え・真相(つまり、道理や筋道)を相手に分かるように言って聞かせる」ということを表している。つまり、「相手に分かるように言って聞かせる」ための前提として「答えを出す」というようにとらえられ、語義4と語義5は、手段と目的の関係にあると考えられる。
誤用解説
 これは、部活の内容について説いた資料です。
 これは、部活の内容について説明した[紹介した]資料です。
 これは、人間の生き方について説いた本です。
公共性・公益性の低い、個別的・日常的な事柄についてはあまり用いられない。
類義語・反義語
類義語諭す、解説する、説明する
反義語


6.制約・制限の解除他動詞中級★★
表記とく、解く
人や組織が他の人や組織に対して、制約・制限しているものを取りのぞき、もとの通常の状態にする。
文型
<人・組織>が<こと>を解く
文法
受身尊敬使役意思継続結果・完了
例文
警察が山田氏の拘束を解いたのは事件発生から2週間後のことである。
母に、3キロやせたら夜食禁止を解いてやると言われた。
球団は3月20日付けで、高木選手の謹慎を解いた
ついに、国はこの地域への立ち入り禁止を解いた
政府は、太平洋諸国からの難民に対して、最後まで入国規制を解くことはなかった。
鎖国を解いた直後の日本の様子が分かる書物が発見された。
コロケーション
<人・組織>が
大統領、首相、学長、社長、自治体、政府、国連
<こと>を
警戒、拘束、鎖国、体制、命令、封鎖、謹慎、措置、閉鎖、禁止、規制
<人・組織>に(対して)
受刑者、社員、国民、地域住民、民間企業、業者、研究機関
<時期>
前日に、来年から、3年後に、5年前に、来月から
<様態>
完全に、確実に、ついに、ようやく、さっさと、迅速に、一斉に
非共起例
<こと>を解く
 友達と映画を見る約束を解いて帰ってしまった。
 友達と映画を見る約束をやぶって帰ってしまった。
基本的に、制約・制限の意味を持つ語に限られる。
解説
「解く」は、語義1のように本来「紐や糸などの結んであるものや、もつれているもの、つまり具体物」に対して、「それをゆるめて、もとの離れた状態にする」ということを表すが、語義6は「ある事柄(抽象物)」に対して、「制約や制限を緩和して取り除き、もとの通常の状態にする」ということを表す。ただし、いずれも「ある対象物の制限をゆるめて(緩和して)、もとの状態にする」という点では共通している。つまり、語義1と語義6は抽象的な類似性に基づいて意味が成り立っていると考えられる。
類義語・反義語
類義語解除する
反義語


7.任務・職務の解除他動詞上級
表記とく、解く
人や組織が他の人に対して、ある任務・職務から離れさせる。
文型
<人・組織>が<任務・職務>を解く
文法
受身尊敬使役意思継続結果・完了
例文
国会は懲罰手続に従い、山田氏の長官の職務を解いた
県は、相次ぐ教職員の不祥事を受けて、高橋教育長の任を解いた
理事会は鈴木氏に対して、教頭の役職を解いて教諭に降格させることを決めた。
警視庁は失踪事件の捜査が終了したため、担当捜査員の任を解いた
先日の総会で、加藤事務局長から監事職の兼務を解いてほしいとの申し出があった。
この日、クラブの公式サイトで「理事会は杉本監督の任を解いた」と発表した。
stairs自分で辞めるならともかく、社長職を解かれるなんてねえ。
コロケーション
<人・組織>が
長官、会長、本部長、総長、自治体、政府、法務省
<任務・職務>を
職、任、役職、任務、委嘱、兼務、現任、職務
<人・役職>の(任務・職務)
山田氏、責任管理者、本部長、役員、会長、議長、観光大使
<時期>
3日前に、昨年の秋に、今月付けで、今年で、今月をもって、3年後に
<様態>
ついに、とうとう、任期を待たず、途中で、すでに、いきなり、急遽
解説
語義6は、「ある人(組織)に対してかけられていた制約や制限を取り除き、もとの通常の状態にする」ということを表しているが、この「解く」は「ある人に対して、ある任務・職務から離れさせる」ということを表している。ただし、いずれも「ある人に対して、(その人を取り巻く)何らかの状況を取りのぞき、もとの状態にする」という点では共通している。さらに、この「解く」は、「単に何らかの状況を取りのぞき、もとの状態にする」ということだけではなく、「(取り巻く状況を取りのぞくことによって)当該の人を(役職などから)辞めさせるということまで表しており、語義6とは手段と目的の関係にもあると考えられる。
誤用解説
家族・親族関係、師弟関係など、元々決まっている間柄の場合には使えない。
 父[叔父・師匠・先輩]の役を解く
 父[叔父・師匠・先輩]と決別する
類義語・反義語
類義語解任する
反義語


8.物質の溶解他動詞中級★★
表記とく、溶く
人が(主に)固形・粉末状の物質に液体を加えて、均質な液状にする。
文型
<人>が<物質>を溶く
文法
受身尊敬使役意思継続結果・完了
例文
まず水溶液で絵の具を溶いてください。
ボウルに卵を溶いて、先ほど切っておいた野菜と肉を入れてよく混ぜる。
ミルクに薬を溶いて飲ませることでミルク嫌いになる乳児がいるらしい。
水で溶いた小麦粉に様々な具材を入れて焼いた料理のことをお好み焼きと言う。
油絵とは、油で顔料を溶いて描く絵画のことである。
牛乳に卵と砂糖を溶いて、それをトーストに塗ってフライパンで焼き上げる。
stairsまず、片栗粉を水でよく溶きます
コロケーション
<物質>を
粉、小麦粉、絵の具、ワサビ、砂糖、石灰、卵、蜂蜜
<手段・方法・道具>で
水、お湯、牛乳、酒、油、だし汁、溶剤、筆
<液体>に
水、お湯、醤油、アルコール、牛乳
<場所>で
台所、暗室、実験室、密閉空間、水槽、屋外、部屋の中
<様態>
一気に、しっかり、さっと、ちゃんと、素早く、徐々に、あっという間に
解説
「とく」は、語義1のように本来「紐や糸などの結んであるものや、もつれているものに対して、それをゆるめて、もとの離れた状態にする」ということを表すが、語義8は「固形・粉末状の物質」に対して、「それに液体を加えて、(物質の組織を分解することによって)均質な液状にする」ということを表す。ただし、いずれも「ある対象物の結集された状態をゆるめて、(本来の姿とも言うべき)もとの離れた状態にする」という点では共通している。
誤用解説
「固形物に熱を加えて、液状にする」という意味では、現代日本語においてはあまり用いられない。代わりに、「溶(熔・鎔)かす」という他動詞を用いるのが一般的である。なお、これに対応する自動詞は「溶ける」となる。
 鉄[金]を溶く
 鉄[金]を溶かす
 鉄[金]が溶ける
 雪[チョコレート]を溶く
 雪[チョコレート]を溶かす
 雪[チョコレート]が溶ける
類義語・反義語
類義語溶解する
反義語


解く・説く・溶くの全体解説 各語義の解説をご覧ください。
























▶全例文を聞く
<もの>を
少年は注意深く凧糸に結んだ金属の輪のを解いた。
(比毛一朗著 『凧大百科』, 1997, 759)
私はその古都を訪ねるべくサンアーのホテルにを解いた。
(森本哲郎著 『日本語表と裏』, 1988, 810)
<服装>を
北京に着いたキッシンジャー一行は、北京郊外の迎賓館で旅装を解いた。
(大森実著 『激動の現代史五十年』, 2004, 209)
<心情>を
ランスは椅子に座っても緊張を解く様子はなかった。
(カーラ・キャシディ作;新井ひろみ訳 『プリンセスにお手上げ』, 2001, 933)
<こと>を
中学入試の算数の問題を独力で解くのは大変である。
(野口悠紀雄著 『「超」勉強法』, 1995, 002)
私はその点にこのを解く鍵が隠されていそうだと推理した。
(清水義範著 『バールのようなもの』, 1995, 913)
<手段・方法>で
自分で問題を解いていて、わからない箇所が出てきたときに、質問に来ないような子は絶対に成績が伸びません。
(Yahoo!ブログ, 2008, 教育)
<相手>に
田中は霊地にて、人々に教えを説き道を諭した先賢の霊を感得していた。
(田中逸平著;拓殖大学創立百年史編纂室編 『田中逸平』, 2004, 167)
<こと>を説く
聖者はスギの根もとにすわって、空を飛ぶ鳥たちに神の教えを説いた。
(キングズリー作;芹生一訳 『水の子どもたち』, 1996, )
モンテスキュー フランスの啓蒙思想家。 権力を立法,行政,司法に分離することの必要性を説いた。
(現代社会, 2006, 高)
<手段・方法>で
これは、仏教で説くところの“慈悲”の心であり、そのことの実践なのです。
(武田鏡村著 『「独楽」という生き方』, 2003, 159)
<様態>
そして阿弥陀仏は、だれかを救うことで自分が救われる、という教えを一番熱心に説いた。
(佐田智子著 『季節の思想人』, 2001, 281)
<こと>を
一週間もするとおしめからしびんに変わり、一時間に一回の小便のときは拘束を解かれるようになった。
(佐藤宏明著 『精神病棟の中で』, 2000, 916)
だが秀吉は内心では警戒を解いていない。
(津本陽著 『風流武辺』, 2002, 913)
篤姫が千駄ヶ谷へ移ってまもなく、榎本武揚が降伏し、ここに戊辰戦争が終結してその年の九月、慶喜は謹慎を解かれた。
(宮尾登美子著 『天璋院篤姫』, 1984, 913)
<任務・職務>を
このことで彼は中央から弾劾され、そのを解かれたのだった。
(陳舜臣著 『風よ雲よ』, 1999, 913)
<人・役職>の(任務・職務)
この仕事が終わったらアシスタントの任を解かれる私にとっても、その日は卒業式の意味を持つ。
(塚本有紀著 『パリ食いしんぼう留学記』, 1998, 596)
<物質>を
片栗粉を同量から倍くらいの水で溶いて中火にかけ、どろっとしたものを「あん」といいます。
(永島トヨ著 『「台所おばあちゃん」の料理秘伝』, 1994, 596)
ピンクの絵の具を少し濃いめに溶き、うさぎの耳をステンシルする。
(おしゃれ工房(NHKテレビ放送テキスト), 2005, 一般)
<手段・方法・道具>で
白いルーにナツメグを加え、牛乳で溶いてのばしたソース。
(ル・コルドン・ブルー東京校編 『ル・コルドン・ブルーのフランス料理1.2.3』, 2001, 596)
<液体>に
坂上老人はインスタントコーヒーをに溶いて電子レンジに入れ、ダイヤルを回した。
(西村寿行著 『屍海峡』, 1996, 913)
<様態>
黒色といっても、よく水で溶いた淡い黒色(実際は淡いグレーです)から塗っていき、徐々に濃い黒色へと塗り重ねていきます。
(森田健二郎著 『プロが隠す秘密の画法「トレース水彩画」入門』, 2004, 724)






























自分で辞めるならともかく、社長職を解かれるなんてねえ。
まず、片栗粉を水でよく溶きます
印綬を解く

意味
(役人などが)官職をやめる。
用例
部下の度重なる不祥事を受けて、参謀長の印綬を解いた
産の紐を解く

意味
出産する。分娩する。
用例
后妃が産の紐を解いたのは、一年が過ぎ去ろうとする大晦日の夜であった。
帯(帯紐)を解く

意味
女が男と肉体関係をもつ。
用例
その遊女は、心から好きになった男にだけ帯を解くと決めていた。
複合動詞 V1

解き明かす、説き明かす、説き起こす、説き及ぶ、説き聞かせる、解き放く、解き諭す、説き勧める、説き付ける、解き放す、解き放つ、説き伏せる、解きほぐす、解きほどく、説き分ける
複合動詞 V2

打ち解く、心解く、紐解く
複合名詞

解き洗い、解き方、解き髪、溶き芥子、解き衣、解き櫛、溶き卵、解き縄、解き物、解き分け
解く・説く・溶く(1グループ)の活用 ▶活用を聞く
アクセント型起伏型
辞書形
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~なかったなかった
ます形とき
~ませんときま
~ましたときした
~ませんでしたときまんでした
~ときくとき
ば形けば
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