折るのコアイメージ

1.物の屈折他動詞初級★★★
表記折る
棒状・線状の物、板状の物を角度を付けて曲げる。
文型
<人>が<棒状・線状・板状の物>を折る
文法
受身尊敬使役意思継続結果・完了
例文
鉄の棒の先を機械で折って曲げる。
電気コードは折って束ねないようにしてください。中の線が切れてしまいます。
「庭に水を撒くときはホースを折らないように注意して。水が止まってしまうから」
子どもたちに段ボール紙を折らせて、テープで留めて箱を作らせた。
「このシャツは襟を折らないで着るんですよ」「わざと折っているんです」
帽子のつばを少し折ってかぶる。
コロケーション
<棒状・線状の物>を
針金、ワイヤー、コード、ホース
<板状の物>を
鉄板、段ボール紙、紙
<衣服の一部>を
襟、(帽子の)つば
<部分>を
角、部分、端、先、辺、両端、上、箇所、縁
<長さ・角度>に
半分、90度、直角
<方向>に[へ]
内側、手前、下、逆、互い違い、方向、向こう、斜め
<道具>で
手、ペンチ、機械
<位置>で
真ん中、中央
解説
「折る」の中心義は、棒状・線状の物や板状の物を手で鋭角的に曲げていく行為を指す。この行為の結果、行為の対象物が布や紙などやわらかい物であれば、折れ曲がった状態になる。一方、木の棒や植物の茎など硬さのある物であれば、曲げていく過程で分断されたり、分断されないまでも元に戻らない状態になってしまう。なお、曲げることより分断すること、元に戻らない状態にすることを目的とした行為としての「折る」は語義2とした。また、紙などを折って重ね合わせることを目的とした「折る」行為は語義3とした。
類義語・反義語
類義語曲げる、折り曲げる
反義語


2.分断他動詞初級★★★
表記折れる
硬い棒状・板状の物を、曲げることによって分断する。または分断に近い、元に戻らない状態にする。
文型
<人>が<棒状の物・板状の物>を折る
文法
受身尊敬使役意思継続結果・完了
例文
酔っぱらった花見客が桜の木の枝を折って持って帰った。
怒ったバッターは、バットを地面にたたきつけて折った
薪にするために枯れ枝を素手で曲げて折っていたら、手にまめができた。
ドアを無理に開けようとして、レバーを折ってしまった。
細長い板を膝で二つに折ろうとしたが折れなかった
いじめっ子に筆箱の鉛筆の芯を全部折られたことがある。
stairs昔の人は、山道を歩く際、木の枝を折って帰路の道しるべにしました。
コロケーション
<棒状の物>を
竿、鉛筆、バット、芯、棒、杖、針、傘、刀、スキー
<植物>を
枝、茎、花、木、桜、根、枯れ木
<平たい物>を
携帯電話、刃、ボード、板
<部分>を
端、先、穂先、両端、上
<数>に
二つ、半分
<位置>で
途中、真ん中、~ところ
<位置>から
~ところ、根元、真ん中
<様態>
ポキッと、ポキンと、パキパキ[と]、ポキリと、バキッと、ポキポキ[と]
<様態>に
簡単、容易、上手、無理
<結果様態>に
完全、きれい、見事
解説
「折る」の語義1は線状・棒状の物や板状の物を手で角度を付けて曲げる行為。語義2は、この行為の結果、対象物が柔軟性のない固い物の場合で、分断されてしまう場合。
誤用解説
 花をはさみで折る。
 花をはさみで切る。
 花を手で折る。
「折る」は対象物が曲がり、耐えきれなくなって分断することを意味する。


3.曲げて畳む他動詞初級★★★
表記折る
紙や布などやわらかい平面状の物を曲げて重ね合わせ、畳む。
文型
<人>が<平面状の物>を折る
文法
受身尊敬使役意思継続結果・完了
例文
提出書類は三つに折って封筒に入れてください。
「対角線に沿って紙を三角に折ります」「紙が小さくてうまく折れないなあ」
テーブルの上に半分に折った新聞が置かれていた。
夏のような暑さなので、みんなシャツの袖を折っている
貸した本のページの角が折られていた。
「リーフレットを折る作業は終わりましたか?」「今、バイトに折らせているところです」
コロケーション
<紙>を
紙、折り紙、お札[札]、新聞紙[新聞]、書類、ティッシュ、ページ
<布など>を
布、タオル、座布団、手ぬぐい、生地、皮
<衣服の一部>を
袖、裾
<部分>を
角、部分、端、先、辺、面、袋の口、両端、上、縁、線、~㎝幅、半分
<大きさ・数>に
半分、長さ、大きさ、幅、サイズ(A4サイズ)、等分
<数>に
二つ、四つ
<形>に
三角、ひだ状、四角
縦、斜め、互い違い
<折り方>に
<方向>に[へ]
向こう、内側、前、手前、逆
<道具>で
手、アイロン、指、機械、指先
<位置>で
途中、真ん中、線、位置
<位置>から
真ん中、上
<線>に沿って
折り目、線、点線、曲線
解説
紙や布などやわらかい平面状の物を曲げて重ね合わせる行為を指す。類義語の「畳む」には何回か折って重ねていくことによって片づける、まとめるという意味が含まれているが、「折る」にはない。
誤用解説
 服をきれいに折ってタンスにしまう。
 服をきれいに畳んでタンスにしまう。
しまうのに適した形・大きさにするためにきれいに何度も折っていく行為は「畳む」。ただし、着物、スーツは「畳んでしまう」とも「折ってしまう」とも言えるが、シャツや靴下は「畳んでしまう」は自然だが「折ってしまう」は不自然。
類義語・反義語
類義語畳む、折り畳む
反義語


4.骨折他動詞初級★★★
表記折る
身体の骨や歯などが、外的な力がかかることによって分断される。
文型
<骨・身体部位>を折る
文法
受身尊敬使役意思継続結果・完了
例文
転んだ拍子に足首を折った
山田さんは腰の骨を折って1カ月入院した。
彼はスキーで折った前歯を隠すようにして話している。
交通事故であばら骨を3本折る重傷を負った。
「先生、肩の骨を折られたそうですね」「いや。ひびが入っただけだよ」
何度も同じところの骨を折っているので、もうくっつかないかもしれない。
コロケーション
<骨・歯・爪>を
骨、肋骨、背骨、鎖骨、あばら骨、歯、前歯、爪、牙、羽根
<身体部位>を
足、腕、首、脚、鼻、手首、手足、翼
<原因>で
事故、不注意、スキー
<様態>と
ポキッ、ポキン、ポキリ、バキッ
非共起例
<身体部位>を折る
 身体を折る ?膝を折る ?腰を折る ○身体の骨を折る ○膝の骨を折る ○腰の骨を折る
関節で深く曲げることのできる身体部位の場合、「<身体部位>を折る」は語義5「曲げる」という意味にとられやすい。語義3「骨折」の意味を表す場合は「~の骨」とした方が意味が明確になる。
解説
身体の骨や歯などが、外部から力がかかることによって、分断されることを意味する。自分自身の身体部位を目的語にとるが、自分で自分の骨を意図的に折るのではない。
誤用解説
 私は昨日、私の腰の骨を折った。
 山田さんは山田さんの腕を折った。
 私は昨日、腰の骨を折った。
 山田さんは腕を折った。
この語義は、自身の身体部位の骨などが外的な力により分断されることを意味する。目的語となる身体部位に自分自身を表す言葉(「私の」「山田さんの」)を付けると冗長になって不自然。自分自身を表さない場合は自然になるが、その場合は語義2になる。「佐藤さんは山田さんの腕を折った」(語義2)。
類義語・反義語
類義語骨折する
反義語


5.身体の屈曲他動詞上級
表記折る
身体や身体部位を関節のところで深く曲げる。
文型
<身体部位>を折る
文法
受身尊敬使役意思継続結果・完了
例文
子どもは指を折りながら数を数えた。
正座とは、膝を折って踵をお尻に付けて座る座り方です。
その老人は私の前で深々と腰を折ってお辞儀をされた。
「では次の体操です。両足を伸ばして床に座り、身体をゆっくり前に折ります
社員の過ちを詫びるため、田中社長はカメラの前で膝を折られ頭を下げられた。
古代の墓から身体を折るようにして埋葬されたミイラが発見された。
コロケーション
<身体部位>を
指、膝、肘、腰、身体
非共起例
<身体部位>を折る
 手首を折る ?首を折る
 手首を曲げる ○首を曲げる
深く曲げることができない関節では、語義5の意味では不自然。ただし、深く曲げることができない関節あっても語義3の骨折という意味では自然。
解説
身体や身体部位を関節のところで深く曲げることを意味する。すべての部位に使われるわけではない。その行為の姿から、「指を折る」=「数える」、「指折りのN」=「特に優秀なN」(Nの中でも片手で数えられるくらい上位の順位)、「膝を折る」=「屈服する、頭を下げる」(膝を折ると土下座の形になることから)のように、慣用句ともなっている。
誤用解説
 私は私の膝を折って座った。
 私は膝を折って座った。
この語義は、自分自身の身体の関節を曲げることを意味する。目的語となる身体部位に自分自身を表す言葉(「私の」)を付けると冗長になって不自然。
類義語・反義語
類義語曲げる、屈する
反義語反らす


6.制作他動詞上級
表記折る
紙などを畳んだり、立体的に成形したりして、何かの形をつくる。
文型
<人>が<制作物>を折る
文法
受身尊敬使役意思継続結果・完了
例文
昔から鶴を千羽折ったら病気が治ると言われている。
こんな小さい紙で鶴を折るのは難しい。
「この折り紙で何を折ろうかな」「兜を折って!」
「何を折っているの?」「飛行機だよ」
チラシで箱を折ってごみ入れにした。
子どもにせがまれて、次々にいろんなものを折らされた
stairsミウラ折りは山折りと谷折りを、少し角度をずらして折っていきます
コロケーション
<制作物>を
鶴、折鶴、千羽鶴、飛行機、兜、袋、作品、箱
<材料>で
折り紙、紙、千代紙、新聞紙、和紙
<身体部位>で
指、指先
<気持ち>を込めて
心、願い、感謝
解説
紙を折って重ね合わせる(語義3)だけでなく、折っていくことで何かの作品を作る。制作物名が目的語となり、助詞は「ヲ」が用いられる。材料には助詞「デ」が用いられる(「折り紙で鶴を折る」)。単に折り重ねるという意味の語義3では、材料には助詞「ヲ」が、作られる形には助詞「二」が付く(「折り紙を三角に折る」)。きれいな紙で鶴や兜などの形を折る「折り紙」は日本の伝統的な遊びである。
類義語・反義語
類義語作る
反義語


折るの全体解説 「折る」の中心義は、細長い物や平面状の物を手で鋭角的に曲げていく行為を指す。この行為の結果、行為の対象物がやわらかい物であれば、折れ曲がった状態になる。硬い物であれば、曲げていく過程で分断されたり、分断されないまでも元に戻らない状態になる。本稿では、対象物のやわらかさ・硬さに関わらず、この「角度を付けて曲げる行為」という意味を語義1とした。その上で、硬い物に曲げるような力を加えるによって「分断すること」「元に戻らない状態にすること」を語義2とした。一方、やわらかい物の場合は極限まで曲げることができ、最終的に重なり合い、畳まれる。この「重なり合うまで曲げる、畳む」ことを目的とした行為を語義3とした。それぞれの語義からは、骨折(語義4)、身体の屈曲(語義5)、折り畳むことによる作品の制作(語義6)という用法が派生し、また多くの慣用表現も生まれている。
























▶全例文を聞く
<棒状・線状の物>を
音の変化がわからない場合は,排気用のゴムホースを手で折って音が変わるかどうかを聞く.
(大谷文章著 『光触媒標準研究法』, 2005, 431)
<板状の物>を
180度回転させ、同様に手前のパイシートを向こう側に折って具にかぶせ、余ったシートを下に折り込む。
(オレンジページ, 2001, 一般)
<部分>を
まず、パイシートの手前半分を向こう側に折って具にかぶせる。
(出版・雑誌: 実著者不明オレンジページ2001年4月2日号(第17巻第7号))
<長さ・角度>に
沸騰したらパスタを半分に折って加え、ゆでる。
(金本J.ノリツグ著 『フライパン1つでおいしいごはん』, 2005, )
<方向>に[へ]
わきのぬいしろを内側に折って,表に返す。
(新編 新しい家庭, 2006, 小)
<棒状の物>を
父に黙ってオーディオをいじるようになってしばらくしたとき、レコード針を折ってしまったことがあったのも無関係ではなかった。
(古処誠二著 『未完成』, 2001, 913)
あと、我が家はお線香を折って供えるのですが、そのときのお線香って1本でいいの?
(Yahoo!知恵袋, 2005, マナー)
<植物>を
ただ、さし木用のをこっそり折っていく人がいるのは残念です。
(趣味の園芸(NHKテレビ放送テキスト), 2003, レジャー/趣味)
<部分>を
えびの頭は胴体から離し、頭の上にあるを手で折っておく。
(青島和之指導 『魚のさばき方』, 2005, 596)
<紙>を
「二等辺三角形の底角は等しい」ことを,なぜを折るだけでは証明としては不十分であるのか。
(北尾倫彦,金子守編 『観点別評価ハンドブック』, 2003, 375)
わたしはナプキンを膝の上で折りながら達夫の顔を見た。
(五木寛之著 『四季・奈津子』, 1979, 913)
<布など>を
10cm丈のストラップひもを2つに折って、結ぶ。
(おしゃれ工房(NHKテレビ放送テキスト), 2001, 一般)
<大きさ・数>に
四ツ折りは両端から中央に等分に折ったものをさらに2つに折る。
(横田秀夫著;渡邉文彦撮影 『ホテルのお菓子とデザート』, 2001, 596)
<道具>で
見返し部分の裏面に接着芯をはり、見返しをアイロンで折る。
(佐藤貴美枝著 『工夫されたあきの縫い方』, 2001, 593)
<骨・歯・爪>を
マサキは野球の練習中に鼻のを折った。
(POLESTAR Writing Course, 2006, 高)
万里は〈マリちゃん事件〉で肋骨を折って、昨年暮れまで入院していた。
(響野夏菜著 『東京S黄尾探偵団』, 1999, 913)
<身体部位>を
その時を折ったのが元で、祖母は寝つくようになりました。
(山崎洋子著 『柘榴館』, 2001, 913)
子どものころ、木から落ちてを折ったときだって、鼻をすすりもしなかった
(ベサニー・キャンベル作;矢部真理訳 『愛をつないで』, 2003, 933)
<原因>で
交通事故で肋骨3本折りました。
(Yahoo!知恵袋, 2005, 健康、病気、ダイエット)
<制作物>を
そしてサダコの碑の前に置くための千羽鶴を折ることにしたのです。
(守屋敦子著 『ドゥ ユー ノウ サダコ?』, 2002, 319)
折り紙でたくさんの動物を折る方法を教えてくれた。
(小池真理子著 『夢のかたみ』, 2002, 913)
<材料>で
私は折り紙でハートを折って、その中にメッセージを書いてそれぞれに渡しました。
(Yahoo!知恵袋, 2005, 小・中学校、高校)






























昔の人は、山道を歩く際、木の枝を折って帰路の道しるべにしました。
ミウラ折りは山折りと谷折りを、少し角度をずらして折っていきます
骨を折る

意味
あることのためにいろいろ大変なことをする。人のために大変な労力を割く。
用例
息子を就職させるためにずいぶん骨を折った
コーパスからの用例
この住居を聞き出すまでにだいぶ骨を折った。(森村誠一著 『青春の証明』, 1977, 913)
無駄骨を折る

意味
一生懸命努力したことが、結局何の役にも立たない。
用例
あんな人のためにあなたがどんなに頑張ったって、結局無駄骨を折ることになるよ。
話の腰を折る

意味
相手が話しているところに割り込んで、話の流れを中断させる。
用例
話の腰を折るようで悪いんですが、ちょっと質問してもよろしいですか?」
コーパスからの用例
と、話の腰を折るように、木谷は厳しい口調で言った。(渡辺房男著 『インサイダー』, 2004, 913)
鼻[鼻っ柱]を折る

意味
高慢な人のプライドを傷つけ、恥をかかせる。
用例
ずっと自分が一番優秀だと思っていたが、彼に鼻っ柱を折られた
コーパスからの用例
怜治は優子とつきあい始めて、もしかしたら、その優子の鼻っ柱を折ってやりたいと思ったことも何度かあったのかもしれない。(早瀬乱著 『レテの支流』, 2004, 913)
我を折る

意味
自分の考えとは異なるが、あえて相手の意向に従う。
用例
太郎の必死の願いに、ついに頑固な父も我を折って留学を認めた。
コーパスからの用例
やがて日暮れになると、親はもう懲りたであろうと思って、二階に上がって見ると、懲りるどころか、縛られながらもその辺に落ち散ってあった草双紙を、足で開いて読んでおるので、親もとうとう我を折って「これからは家業さえ怠らねば、書見は許す」ということになった。(勝部真長著 『勝海舟』, 1992, 289)
筆[ペン]を折る

意味
小説家など文筆業の人がもう書かないと決心する。絶筆(する)。
用例
あの作家は敗戦を機に筆を折った
コーパスからの用例
ましてや所帯を持ったりすれば、貧苦に打ちひしがれて、筆を折る文士は少なくなかった。(矢崎泰久著 『口きかん』, 2003, 910)
指折り数える

意味
指を一本ずつ曲げながら数える。楽しみにしている日が来るのを日にちを数えながら待つ。
用例
子どもたちはクリスマスを指折り数えて待っていた。
コーパスからの用例
そこでまた手紙を書き、往復に必要な日数を指折り数えながら、上海の郵便船を待ちました。(ルイ・フランソワ・モーリス・デュバール著;村岡正明訳 『おはなさんの恋』, 1991, 291)
指折りの

意味
多くの中でも特に優れている。屈指の
用例
A大学は遺伝子工学の分野では世界でも指折りの大学である。
節を折る

意味
自分の信条を変える。
用例
節を折ってまで彼と一緒にやっていくつもりはない。
複合動詞 V1

折り合う、折り上がる、折り上げる、折り入る、折り返す、折り重なる、折り込む、折り畳む、折り曲げる
複合動詞 V2

へし折る、手折る、端折る
複合名詞

折り方、折り跡、折り目、折り癖、折り皺、折り畳み、折箱、折り紙、折鶴、山折り、谷折り
折る(1グループ)の活用 ▶活用を聞く
アクセント型起伏
辞書形
ない形ない
~なかったなかった
ます形おり
~ませんおりま
~ましたおりした
~ませんでしたおりまんでした
~ときるとき
ば形れば
意向形
て形って
た形った
可能形
受身形おら
使役形おら
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