隠れるのコアイメージ

1.見えなくなる1自動詞初級★★★
表記かくれる、隠れる
人・動物の身体の一部やものに、別の身体の一部やものが置かれたり、重ねられたりすることで、見えなくなる
文型
〈人・動物の身体の一部やもの〉が〈身体の一部やもの〉でかくれる
文法
受身尊敬使役意思継続結果・完了
例文
彼女の口元は手でかくれている
額の傷は前髪でかくれている
化粧で首のしわはかくれません
厚手の衣服でかくれていない頬だけが冷たかった。
彼女の指で文字がかくれていて読めない。
シールで壁の小さなしみがかくれた
コロケーション
〈人・動物の身体の一部やもの〉が
顔、口(元)、しわ、文字、しみ
〈身体の一部やもの〉でかくれる
(両)手、髪(の毛)、化粧、衣服、シール
〈様態〉
しっかり、すっかり、ほとんど、少し、きれいに
非共起例
〈もの〉が〈もの〉で{かくれる}
 窓がカーテンでかくれる
「かくれる」は、あるものに、別のものが置かれたり、重ねられたりすることで、一時的に下にあるものが見えなくなるということを表す。カーテンのように、窓を覆うという目的で常にかけられているものに対しては、「かくれる」を用いることはできない。
解説
人・動物の身体の一部やものに、別の身体の一部やものが置かれたり、重ねられたりすることで、見えなくなることを表す。この語義1が最も基本的な意味である。
誤用解説
「かくれる」は、あるものに、別のものが置かれたり、重ねられたりすることで、一時的に下にあるものが見えなくなるということを表す。よって、あるものの上に別のものが積み重なり、下にあるものが完全に見えなくなるということを表す場合は、「かくれる」ではなく、「うもれる」を用いる。
 家が土砂でかくれた
 家が土砂でうもれた
類義語・反義語
類義語うもれる、うずもれる、おおわれる
反義語あらわれる、出る


2.見えなくなる2自動詞初級★★★
表記かくれる、隠れる
人や動物があるところに身を置き、その姿が見えなくなる
文型
〈人・動物〉が〈ところ〉にかくれる
文法
受身尊敬使役意思継続結果・完了
例文
彼の姿は建物のかげにかくれて見えなくなった。
彼女は母親の後ろにかくれるようにして、部屋に入った。
この箱は、子供が かくれられるくらい大きい。
敵に見つからないよう、岩の陰にかくれて夜明けを待った。
猫はけがをしたり病気になったりすると、大騒ぎせず、なるべく人目につかない場所にかくれる
人影に驚いた小魚が、さっと石の下にかくれた
コロケーション
〈人・動物〉が
子供、彼(彼女)、猫、魚、鳥
〈ところ〉に
机の下、部屋、茂み、岩陰、背後
〈様態〉
すぐに、さっと、あわてて、ずっと、しばらく
非共起例
〈人・動物〉が〈ところ〉にかくれる
 彼の手がポケットにかくれる
「かくれる」は、人や動物があるところに身を置くことで、その姿が他の人や動物から見えなくなるということを表す。よって、「彼の手がポケットにかくれる」のように、「〈身体の一部〉が〈ところ〉にかくれる」という表現は誤用である。
解説
語義1と語義2は「見えなくなる」という意味は共通であるが、語義1は人・動物の身体の一部やものに、別の身体の一部やものが置かれたり、重ねられたりすることで、見えなくなるということを表すのに対し、語義2は人や動物があるところに身を置くことで、見えなくなるということを表すという違いがある。
誤用解説
「かくれる」は、人や動物があるところに身を置き、その姿が見えなくなるという意味を表すのであり、活動せずにある場所でじっとしているという意味を表すのではない。よって、そのような意味を表すときには「ひそむ」を用いたほうが適切である。
 クモの仲間は夜に活動するものが多く、昼間は巣の近くにかくれています
 クモの仲間は夜に活動するものが多く、昼間は巣の近くにひそんでいます
類義語・反義語
類義語ひそむ
反義語姿をあらわす


3.見えなくなる3自動詞中級★★
表記かくれる、隠れる
人が多くの人の目の届く範囲から見えなくなる
文型
〈人〉が〈人々〉からかくれる
文法
受身尊敬使役意思継続結果・完了
例文
人目からかくれてひっそりと暮らしたい。
大勢の敵からかくれるため、山の裏道を通った。
彼は皆からかくれるようにして弁当を食べていた。
人は、誰でも他人の視線からかくれてひとりになりたいという欲求をもっている。
この病気にかかった者は、仕事ができなくなり、農家の離れ小屋で、ひっそりと世の中からかくれて暮らしたのです。
世間から完全にかくれて生きていくことは難しい。
コロケーション
〈人々〉から
人目、世間、マスコミ、社会、敵
〈様態〉
こっそり、完全に、すぐに、うまく、いつも
非共起例
〈人〉が〈人々〉からかくれる
 近所の人が病気の彼からかくれて生活することはできない。
「かくれる」は、ある人が多くの人の目の届く範囲から見えなくなるという意味を表す。そのため、「近所の人が病気の彼からかくれて生活する」のように、「〈人々〉が〈人〉からかくれる」という表現は誤用である。
解説
語義2は「人や動物があるところに身を置くことで見えなくなる」という意味を表すのに対し、語義3は「人が多くの人の目の届く範囲から見えなくなる」ということを表す。語義3は、語義2にある「人があるところに身を置く」ことによって生じると考えられる。よって、語義2と語義3には因果関係がある。
誤用解説
人がある集団に見つからないよう、積極的に行動するという場合には「かくれる」ではなく、「にげる」や「のがれる」を用いる。
 強盗が警察からかくれる
 強盗が警察からにげる/のがれる
類義語・反義語
類義語にげる、のがれる
反義語見つかる


4.知られないように行う自動詞中級★★
表記かくれる、隠れる
人や組織が、他の人や組織に知られないようにある行為をする
文型
〈人・組織〉が〈人・組織〉にかくれて〈こと〉をする
文法
受身尊敬使役意思継続結果・完了
例文
夫は私にかくれてタバコをすっている。
制限されている食べ物を看護師にかくれて食べてしまった。
政府は国民にかくれて不正を働いていた。
姉にかくれて、姉の化粧品を使っている。
住民にかくれて鳩に餌をやりにくる人がいる。
事実を突きつけられ、家族にかくれて泣きました。
stairs私に隠れて何か食べてるのかしら。
コロケーション
〈人・組織〉が
夫、妻、子供、政治家、患者
〈人・組織〉にかくれて
妻、夫、親、医者、国民、会社
〈こと〉をする
タバコを吸う、酒を飲む、甘い物を食べる、泣く、アルバイトをする
〈様態〉
こっそり(と)、ひそかに、いつも、時々、たまに
非共起例
〈人・組織〉が〈人・組織〉にかくれて〈こと〉をする
 警察が容疑者にかくれて聞き込み捜査をする。
人・組織がかくれて行う行為とは、行為者が好ましくないと思っていることである。よって、警察が容疑者に秘密で聞き込み捜査を行うというように、事件解明のために必要なことであれば、「かくれて聞き込み捜査をする」とは言わない。その場合、「警察が容疑者に気づかれないように聞き込み捜査をする」などと表現する。
解説
語義3は「人が多くの人の目の届く範囲から見えなくなる」ということを表すのに対し、語義4は「人や組織が、他の人や組織に知られないようにある行為をする」ということを表す。「人が多くの人の目の届く範囲から見えなくなる」(語義3)ことによって、「他の人や組織に知られないようにある行為をする」(語義4)ことができると考えられる。よって、語義3と語義4には因果関係がある。
誤用解説
「うそをつく」というのは相手に真実を言わない行為であるので、ある人にかくれて「うそをつく」必要はない。よって、「夫は私にかくれてうそをついている」とは言わない。ある人に知られないようにある行為をするという場合は、「夫は私にかくれて私の悪口を言っている」などと表現する。
 夫は私にかくれてうそをついている。
 夫は私にかくれて私の悪口を言っている。
類義語・反義語
類義語人の目をぬすむ
反義語露見する、発覚する、知られる


5.見えなくなる4自動詞初級★★★
表記かくれる、隠れる
ものが別のものに重なることで、下にあるものが見えなくなる
文型
〈もの〉が〈もの〉にかくれる
文法
受身尊敬使役意思継続結果・完了
例文
太陽が雲にかくれた
富士山は八ヶ岳にかくれて見えない。
葉にかくれている新芽や小さなつぼみが枯れていないか注意しましょう。
一部の花火は建物にかくれてしまった
朝は見えていた山頂も、登り始める頃にはガスにかくれてしまった
スーツの場合、ひざがスカートの裾に完全にかくれるくらいの長さにしましょう。
コロケーション
〈もの〉が
太陽、月、山、花火、ひざ
〈もの〉に
雲、建物、壁、ガス、スカート
〈様態〉
いつも、しっかり、きれいに、すっかり、すぐに
非共起例
〈もの〉が〈もの〉にかくれる
 〈肌のくすみ〉が〈ファンデーション〉にかくれている。
 〈ファンデーション〉が〈肌のくすみ〉をかくしている、
「肌のくすみがファンデーションにかくれている」も、「ものが別のものに重なることで、下にあるものが見えなくなる」ということを表すが、「肌のくすみ」のように、目立たせたくないものをわざわざ取り上げて、「ファンデーションにかくれている」と表現するのは不自然である。その場合は、「ファンデーションが肌のくすみをかくしている」と表現する。
解説
語義1は「ものに、別のものが置かれたり、重ねられたりすることで、見えなくなる」というように、人や動物の行為によるものであったが、語義5は「ものが別のものに重なることで、下にあるものが見えなくなる」というように、物の作用によるものであるという違いがある。
誤用解説
話者の視界がビルの存在でさえぎられた場合は、「海がビルにかくれた」ではなく「海がビルで見えなくなった」などと表現する。
 家の前に高層ビルが建ったため、窓から見えていた海がビルにかくれた
 家の前に高層ビルが建ったため、窓から見えていた海がビルで見えなくなった
類義語・反義語
類義語さえぎられる、おおわれる
反義語あらわれる


6.見えなくなる5自動詞中級★★
表記かくれる、隠れる
物事が別の物事の下や中にあり、見えなくな(ってい)る
文型
〈もの〉が〈もの〉にかくれ(てい)る
文法
受身尊敬使役意思継続結果・完了
例文
その問題の答えは文中にかくれている
言葉の裏にかくれた彼の気持ちを理解できる人は少ない。
この問題を解く鍵は私達の生活にかくれている
疲れには、さまざまな病気がかくれていることもある。
お客様からのご意見には、弊社サービスの改善、改良につながるヒントがたくさんかくれています
この事件には多くの謎がかくれている
コロケーション
〈もの〉が
ヒント、鍵、気持ち、病気、謎
〈もの〉に
生活、言葉、疲れ、習慣、日常
〈様態〉
こっそり、すでに、おそらく、いつも、実際
非共起例
〈もの〉が〈もの〉にかくれている
 〈その言葉の裏〉に〈私の本当の気持ち〉がかくれている
 〈その言葉の裏〉に〈彼の本当の気持ち〉がかくれている
「その言葉の裏に私の本当の気持ちがかくれている」のように、話し手自身の状態や状況を表す場合には「かくれている」を用いない。話し手ではなく、「彼」といった他者の状態や状況について述べる際に用いる。
解説
語義6の「物事が別の物事の下や中にあり、見えなくな(ってい)る」というのは、「ものが別のものに重なることで、下にあるものが見えなくなる」(語義5)ことによって生じる。よって、語義5と語義6は因果関係にある。また、語義6は「かくれている」の形で使われることが多い。
誤用解説
「幸運」のように、日常生活で偶発的に生じるものについては、「かくれている」を使うことができない。その場合は、「日常生活で幸運にめぐまれる」などと表現する。
 〈幸運〉が〈日常生活〉にかくれている。
 〈日常生活〉で〈幸運〉にめぐまれる。
類義語・反義語
類義語ひそむ、潜在する
反義語顕在する


7.亡くなる自動詞上級
表記かくれる、隠れる
身分の高い人が亡くなる
文型
〈人〉がおかくれになる
文法
受身尊敬使役意思継続結果・完了
例文
将軍様がおかくれになった
「林のお殿さまは9月3日におかくれになりましてございます
お釈迦様がおかくれになったのち、弟子たちが議論を重ねた。
釈迦は煙となっておかくれになったが、今もなおその慈光は仏舎利として残っている。
光源氏がおかくれになった後、あの輝きをお継ぎになるような方は、大勢のご子孫方の中にもいらっしゃらないのであった。
釈尊がいよいよお隠れにならんとする時、多くの者が集まり、最後の供養を捧げました。
コロケーション
〈人〉が
将軍様、天照大神、お殿さま、光源氏、お釈迦様
〈様態〉
いよいよ、そのまま、ついに、たちどころに、
非共起例
〈人〉が〈ところ〉におかくれになる
天照大神が天岩戸におかくれになり、世の中が暗くなってしまいました。
「天照大神が天岩戸におかくれになり」のように、神がある場所にかくれた場合、亡くなったという意味ではなく、「人があるところに身を置き、その姿が見えなくなる」という語義2になる。
解説
語義3の「人が多くの人の目の届く範囲から見えなくなる」というのは、間接的にこの世からいなくなるということを表している。よって、語義7は語義3から意味が拡張したものであると考えられる。
誤用解説
現代では「おかくれになる」は天皇に対して使われることが多く、身分が高い人であっても天皇以外の人に対して使うことはほどんどない。
 会長がおかくれになった
 会長がお亡くなりになった/ご逝去された


隠れるの全体解説 各語義の解説をご覧ください。
























▶全例文を聞く
〈人・動物の身体の一部やもの〉が
が隠れるぐらいの金髪に、黒いセーター、細身の体に黒い皮のパンツ。
(橋口譲二著 『新・ベルリン物語』, 1993, 293)
ミニスカートにはおしりがぎりぎり隠れる丈のコートが合いますよ。
(週刊ザテレビジョン14版, 2002, 娯楽/芸能)
〈身体の一部やもの〉でかくれる
胸のあたりはタオルで隠れているが、背中が見えている。
(干刈あがた著 『ウォークinチャコールグレイ』, 1993, 913)
〈様態〉
小柄な高志の体は、黒いこうもり傘の陰にすっぽりと隠れ、巨大なシイタケが走っているように見えなくもない。
(山口雅也ほか著 『不条理な殺人』, 1998, 913)
そして顔が少し隠れるように麦わら帽子を深くかぶり、赤く目立つウクレレを持つと外に出た。
(猿島渡著 『夏は過ぎても』, 2005, 049)
〈人・動物〉が
道の両側には塀がつらなっていて,人間が隠れることのできるような物陰はありませんでしたものね。
(なかにし礼著 『夜盗』, 2003, 913)
ネズミが隠れたり、巣を作ったりできないように心掛けましょう。
(ねりま区報, 2008, 東京都)
〈ところ〉に
彼女はあたふたしながらあたりを見まわし、とっさに物陰に隠れた。
(橘香いくの著 『迷宮の記憶』, 2005, 913)
彩はそのまま電信柱に隠れて、啓太の様子を見守っていた。
(Yoshi著 『恋バナ』, 2005, 913)
〈様態〉
そのときバイクの音がして、プレストンはあわてて地下の石炭置き場にかくれました。
(ニック・パーク原作;稲田嵯裕里,早野美智代訳 『ウォレスとグルミット、危機一髪!』, 1997, )
〈人々〉から
本当の名人というのは、普通世間から隠れている。
(ビートたけし著 『やっぱり私は嫌われる』, 1991, 304)
〈人・組織〉が
USJの4年前のハロウィーン・パレードは,子供が恐怖で隠れてみていたパレードでしたが、今年のパレードは、小さなお子様も楽しんで参加する楽しいパレードですね。
(Yahoo!ブログ, 2008, Yahoo!ブログ)
〈人・組織〉にかくれて
遠い日に,祖母に隠れて買い食いした味が、妙に魅惑的に思い出されるのです。
(森真沙子著 『人生のもう一つの扉』, 1994, 913)
それによると、奴らはみんなに隠れて内職してたらしいんだよな。
(平山夢明著 『東京伝説』, 2005, 913)
〈こと〉をする
フミちゃんは私よりも一つ年上で、母親の買ってくる婦人雑誌を隠れて読むのが好きな、ませた子だった。
(小池真理子著 『夢のかたみ』, 2002, 913)
フランス政府の給費留学生制度というのがあって、それを先生に隠れて受けました。
(小澤征爾,大江健三郎著 『同じ年に生まれて』, 2004, 762)
〈様態〉
昔は美容整形をする女性たちはこっそりと隠れてやっていました。
(緒方明著 『ミキハウス症候群』, 1993, 367)
〈もの〉が
静かな湖の午後、日が短いこの時期はあっという間に太陽が隠れてしまいます。
(Yahoo!ブログ, 2008, 日本)
前にも背後にも、豪華な高層マンションが建っており、その前後左右の鉄筋ビルのすきまに、身を寄せるように二階建の木造アパートが隠れていた。
(五木寛之著 『戒厳令の夜』, 1976, 913)
〈もの〉に
窓とか床とかゴシゴシふいてたら,カーテンにかくれてた鏡に気づいたってわけ。
(倉橋燿子作;目黒直子絵 『月が眠る家』, 2005, 913)
雪の上に血が残っているが、それも降りしきるにいまにも隠れてしまいそうだった。
(佐々木譲著 『北辰群盗録』, 1999, 913)
〈様態〉
少し前まで月が出ていたのに,いつの間にか雲に隠れていた。
(冴木忍著 『空みて歩こう』, 1995, 913)
〈もの〉が
子宮内膜症などの病気が隠れてたりするので、一度勇気を出して受診してみてはどうでしょうか。
(Yahoo!知恵袋, 2005, 健康、病気、ダイエット)
実は、怒りや不安といった感情の裏側には『わかってほしい』『受け止めてほしい』というメッセージが隠れています。
(野崎真理子,水谷隆介著 『大丈夫。ちょっとした「ひと言」で愛される』, 2003, 159)
〈もの〉に
また,非行や深刻ないじめ,自殺などが依然として発生していることを考え合せると,その背後に,青少年自身でさえ自覚しないような不満や悩みが隠れているのではないかと危惧されるのである。
(青少年白書, 1997, )
案外、バカな意見にヒントが隠れていることは多いのだ。
(中島孝志著 『知らないではすまされない仕事の常識完璧マニュアル』, 2004, 336)
〈人〉が
丁度あれは…明治天皇様がお隠れになった年やさかい今から七年程前や。
(小幡欣治著 『熊楠の家・根岸庵律女』, 2000, 912)






























私に隠れて何か食べてるのかしら。
隠れも無い

意味
有名である
用例
彼が天才であることは隠れも無いことだ。
コーパスからの用例
剣の道を志し、諸国修行中のところ、本日、剣名隠れもなき諸岡一羽先生におめもじするとは何たる幸運。(朝松健『アート偏愛』、2005、9 文学)
複合動詞 V1

隠れ忍ぶ、隠れ住む、隠れ立つ
複合動詞 V2

忍び隠れる、立ち隠れる、逃げ隠れる
複合名詞

隠れ遊び、隠れ穴、隠れ岩、隠れ鬼、隠れ家、隠れ顔、隠れキャラ、隠れキリシタン、隠れ言、隠れ事、隠れ里、隠れ所、隠れ場、隠れ道、隠れ蓑、逃げ隠れ
隠れる(2グループ)の活用 ▶活用を聞く
アクセント型起伏型
辞書形かく
ない形かくない
~なかったかくなかった
ます形かくれ
~ませんかくれま
~ましたかくれした
~ませんでしたかくれまんでした
~ときかくるとき
ば形かくれば
意向形かくれ
て形れて
た形れた
可能形かくれらる(かくれる)
受身形かくれら
使役形かくれさ
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