いるのコアイメージ

1.生物の存在自動詞初級★★★
表記いる、居る
(ある時点やある期間において)単一もしくは複数の人、動物が、あるところに存在する。
文型
<人・動物>が<場所>にいる
文法
受身尊敬使役意思継続結果・完了
例文
今日は名古屋ドームに、4万人を超える観客がいます
「お父さん、どこにいるのかな?」「書斎にいるんじゃないかな」
現在、南極には少なくとも3種類のペンギンがいるはずです。
「あの野良猫、なかなか我が家から離れないね」「ずっとうちにいられても困るんだけどな」
1日中現場にいたが、証拠品は全く見つからなかった。
お母さんが戻ってくるまで、どこへも行かずに、ここにいてね。
コロケーション
<場所>にいる
そこ、中、近く、家、部屋
<様態>いる
ほとんど、たくさん、いっぱい、少し、必ず
<時間>いる
まだ、もう、しばらく、今、ずっと
非共起例
<様態>いる
 箱の中にケーキが2個いる
 箱の中にケーキが2個ある
「いる」は、「1人」、「2匹」など、人やその他の動物の数を表す要素と共に用いることができるが、「1個」、「2つ」など、通常、もの(無生物)の数を表す要素と共には用いない。(ただし、例外として語義3のようなケースがある。)
<様態>いる
 部屋には、父しかいる
 部屋には、父だけ(が)いる
 部屋には、父しかいない
ある事物の存在のみを限定して、他の事物の存在を否定する際に用いる「しか」という助詞は、必ず動詞の否定形(ない形)や形容詞の「ない」と共に用いる。したがって、「いる」と共に用いることはできない。なお、「しか」と同様に、必ず動詞の否定形や形容詞の「ない」と共に用いるために、「いる」と共に用いることができない要素として、「全然」、「全く」、「ちっとも」などの副詞も挙げられる。(これらの点は、「いる」の他の語義においても同様である。)
<人・動物>がいる
 死体がいる
 死体がある
ある複数の人、動物に関しても、それらが生命を失った状態(死んだ状態)で存在している場合には、「いる」ではなく「ある」を用いる。
解説
ここでの「いる」は、どんな生物(人、その他の動物)が存在しているか、もしくはある生物が存在しているかどうか、という状況において、ある生物が存在しているということを表す際に用いる。「いる」という動詞の最も基本的な意味である。なお、「あの枝の上に雀がいる」、「葉っぱの上にモンシロチョウが2匹いる」、「動かないでそこにいなさい」のように、必須項「<場所>に」の<場所>が限定的な空間である場合、「いる」が、その空間における生物の静止している(安定的に存在している)状況を表すことがある。
誤用解説
丁寧体で、「いる」の後に「と思います」や「と考えます」などが続く場合には、「いる」は丁寧体にしない。(この点は、「いる」の他の語義においても同様である。)
 まだ選手たちは控室にいますと思います。
 まだ選手たちは控室にいると思います。
また、「いる」と「存在する」は意味が類似しているが、「存在する」を用いるのは主に硬い文体の場合である。したがって、例えば同等の立場の相手や目下の相手とのくだけた会話(普通体での会話)で「いる」を用いると不自然である場合が多い。
類義語・反義語
類義語存在する
反義語いない


2.滞在・在住自動詞初級★★★
表記いる、居る
(ある期間において)単一もしくは複数の人が、あるところに滞在もしくは在住する。
文型
<人>が<場所>にいる
文法
受身尊敬使役意思継続結果・完了
例文
私の祖父母は山形県にいます
メキシコにいる親友から久々に手紙が届いた。
50年ずっとこの村で生活してきたので、この先も死ぬまでここにいようと思っている。
「田中さん、子供の頃はどちらにいらっしゃったのですか?」「小学校6年生までは西宮にいたんですが、父の転勤で、小学校の卒業と同時に倉敷に引っ越しました」
兄は仕事で5年間フランスにいて、妹は留学で2年間ドイツにいる
犯人はもう国内にはいないだろう。
コロケーション
<場所>にいる
日本、埼玉、町、ベトナム、海外、実家
<時間>いる
まだ、しばらく、ずっと、10年(間)、6か月
<時間>からいる
昔、以前、5か月前、去年、2歳
<時間>までいる
来年、10年後、50歳、最期、卒業
<目的>でいる
仕事、出張、旅行、留学
非共起例
<人>がいる
 山口先生、子供の頃はどちらにいたのでしょうか?
 山口先生、子供の頃はどちらにいらっしゃったのでしょうか?
 石田先生、私はこの5年間、宮城県にいます
 石田先生、私はこの5年間、宮城県におります
「いる[います]」は通常、尊敬語としては「いらっしゃる[いらっしゃいます]」という形を、謙譲語としては「おる[おります]」という形を用いる。(なお、この点は他の「いる」の他の語義においても同様である。)
解説
語義2は語義1と、「人の存在」を表すという点では共通している。ただし、語義2は語義1より限定的な意味での「存在」を表している。すなわち、人が、主に何らかの目的を遂行するために、ある場所において一定期間存在する(滞在、もしくは在住する)ことを表している。
誤用解説
「いる」の必須項において用いられるのは、ある事物が存在する場所を表す助詞「に」であり、ある物事を遂行する場所を表す「で」を用いることはできない。
 山口さんは30年間鹿児島でいる
 山口さんは30年間鹿児島で暮らしている
 山口さんは30年間鹿児島で生活している
類義語・反義語
類義語滞在する、在住する、暮らす、生活する
反義語いない


3.所属自動詞中級★★
表記いる、居る
(ある期間において)単一もしくは複数の人が、ある組織や団体に所属している。
文型
<人>が<組織・団体>にいる
文法
受身尊敬使役意思継続結果・完了
例文
我が党には優秀な若手議員が大勢いる
「広島カープに何年いらっしゃったんですか?」「選手としては5年ほどいました
父は定年まで今の会社にいようと思っているそうだ。
母校の茶道部には、長年、男子部員がいなかった
名古屋地方裁判所には、裁判官は何人いますか
あんな奴にこの先ずっとこの職場にいられると困るんだよな。
コロケーション
<人>がいる
スタッフ、学生、社員、職員、選手、人材
<組織・団体>にいる
会社、チーム、学校、党、職場
<時間>いる
まだ、もう、しばらく、ずっと、6年(間)
<様態>いる
ほとんど、大勢、たくさん、いっぱい、少し
非共起例
<人>がいる
 サクラはバラ科にいる
 サクラはバラ科に属する
ある事物(無生物)が何らかのカテゴリーに所属していることを表す場合には、「いる」ではなく「属する」を用いる。(なお、「属する」は、その主体が人であっても用いることができるが、「いる」に比べて文体的にやや硬い。)
解説
語義3は、「人の存在」を表すという点においては語義1と共通している。しかし語義3では、人がある組織や団体の構成員として存在していることを表している。したがって、ある空間領域における人の存在を表す語義1に比べて、語義3はその存在の仕方の抽象度がやや高いといえる。なお、語義3の必須項「<人>が」の<人>として、「山田さん」、「健太君」のような人名(および人名に敬称が付加された形)、「彼」、「彼女」、「あなた」のような人称代名詞、「父」「妹」のような親族名称が用いられるほか、「社員」、「学生」、「スタッフ」、「外国人」、「人材」のような、ある人の、組織や団体における属性を表す語が用いられる場合もある。
誤用解説
語義3における「いる」の類義語として「所属する」を用いる場合、基本形(終止形)でのみ用いる「いる」と異なり、「所属している」という「ている」を付加した形にする。(「所属する」を基本形で用いた場合、ある人が発話時点以降に何らかの組織や団体の構成員になることを表し、発話時点において構成員であることは表さない。)なお、この点は「属する」においても同様である。(但し、「人間は哺乳類に属する」のように、「属する」が(発話時点における)普遍的、一般的な真理を表す場合には、基本形で用いることができる。)
 我が社には優秀な社員がたくさん所属する
 我が社には優秀な社員がたくさんいる
 我が社には優秀な社員がたくさん所属している
類義語・反義語
類義語存在する、所属している、属する(属している)
反義語いない、所属していない、属さない(属していない)


4.乗り物の存在自動詞中級★★
表記いる、居る
(ある時点やある期間において)ある人によってコントロールされている単一もしくは複数の乗り物が、あるところに存在する。
文型
<乗り物>が<場所>にいる
文法
受身尊敬使役意思継続結果・完了
例文
あそこにタクシーがいます
前にいるトラックがなかなか進まない。
この道路も、早朝にはほとんど車がいない
パトカーがいていなくても、常にスピードを抑えて走行してください。
この辺りによく不審な船がいるそうなので、注意してください。
近くにたまたま消防車がいたので、早い段階で消火できたらしい。
コロケーション
<乗り物>が
タクシー、トラック、バス、バイク、車、船
<場所>に
前、近く、後ろ、向こう、あそこ
<様態>
たくさん、いっぱい、少し、1台、1隻
<時間>
まだ、もう、しばらく、今、ずっと
非共起例
<乗り物>がいる
 乗り捨てられたと思われるトラックがいる
 乗り捨てられたと思われるトラックがある
語義4における必須項「<乗り物>が」の<乗り物>は、人に制御されている状態のものに限定される。したがって、そのような人の存在のない(乗車している人の存在しない)乗り物に関しては、「いる」ではなく「ある」を用いる。
解説
語義4と語義1は、必須項となる「が」格名詞(句)が「乗り物」か「人、動物」か、という点を除いて共通している。通常、「いる」という動詞の「が」格名詞(句)には「人、動物」が用いられるが、語義4のみが無生物である。乗り物という無生物であっても、その乗り物の動きをコントロール(制御)する主体(運転手、運転士、操縦士など)の存在を前提とした、動きのある物体として位置づけることで、「いる」を用いることができるのである。
類義語・反義語
類義語ある、存在する
反義語いない、ない


5.関係者の存在自動詞初級★★★
表記いる、居る
(ある期間において)ある単一もしくは複数の人、動物と何らかの関係を有する、単一もしくは複数の人、動物が存在する。
文型
<人・動物>は[には]<人・動物>がいる
文法
受身尊敬使役意思継続結果・完了
例文
西村さんには恋人がいます
武田さんは、5歳の娘と3歳の息子がいるはずだ。
「横山君、確か、大好きな作曲家がいたよね?」「うん、昔も今も、ショパンが大好きなんだ」
課長には、奥様もお子様もいらっしゃるのです。
話し相手のいないお年寄りが増えている。
私にはいつも親身に支えてくれる家族や仲間がいて、だからこそこれまで何とか頑張れたんです。
stairsお孫さんがいたんですね。
コロケーション
<人・動物>が
子供、相手、友達、仲間、彼女、家族
<様態>
たくさん、大勢、少し、結構、1人
<時間>
まだ、ずっと、今、かつて
解説
語義5は語義1と、「人、動物の存在」を表すという点で共通している。しかし、その「存在」の仕方が語義1に比べて語義5は限定的である。語義5では、ある人(動物)と何らかの(社会的な)関係を有するある人(動物)の存在を表している。すなわち、語義5では、何らかの関わりのある「二者」の存在を前提としているが、語義1ではそのような制約がない、という違いがある。
誤用解説
語義5における「いる」と類義的な動詞として「ある」がある。「ある」は典型的には、無生物の存在を表すのに用いられるが、「私には奈良に親戚がある」のように、「<人>は[には]<人>がある」という形で用いることができる。「<人>がある」という形で用いられる場合、この<人>は、「妻」、「子」、「兄」、「家族」など、内在的な関係(縁を切ってしまうことができない関係)を有する親族名詞に限定される。つまり、ある人に備わる特徴の1つとして、その人との内在的な関係を有する親族が位置付けられるのである。したがって、「(大好きな)作曲家」、「(すばらしい)家庭教師」など、内在的な関係のない人を表す名詞を用いることはできない。
 佐藤さんには娘がいる
 佐藤さんには娘がある
 私にはすばらしい家庭教師がいる
 私にはすばらしい家庭教師がある
類義語・反義語
類義語存在する、ある
反義語いない、ない


6.ある状況の人の存在自動詞中級★★
表記いる、居る
(ある時点やある期間において)何らかの状況(状態、感情、立場、態度)を有する単一もしくは複数の人が存在する。
文型
<人>が<様態>で[に]いる
文法
受身尊敬使役意思継続結果・完了
例文
加藤さんはいつも笑顔でいる
ひどい仕打ちをされて、今でも許せない気持ちでいます
あんなことをしてもなお平気な顔でいられることに、腹が立って仕方がない。
難しい立場にいる私のことも少しは理解してください。
祖父にはいつまでも元気でいさせてあげたい。
「お母さんは旅行で3日間うちにいないけど、ちゃんといい子でいてね」「うん、分かった」
stairs偽りない状態でいること、平常心でいること、礼儀正しくすることで、心身が鍛えられます。
コロケーション
<様態>で
つもり、気持ち、笑顔、元気、健康、平気
<様態>に
立場、位置、状況
<時間>
まだ、もう、しばらく、ずっと、いつも
非共起例
<様態>に
 母はいつも笑顔いる。
 母はいつも笑顔いる。
語義6の必須項として、「<様態>に」のように助詞「に」を伴って用いることができるのは「状況」、および(本来、空間領域を表す語であったものが、何らかの<状況>も表す語として転用されている)「立場」、「位置」に限られる。(なおこれらの語に関しては、「難しい立場にいる」「難しい立場でいる」のように、「で」でも「に」でも用いられるほか、「に」の場合には「難しい立場にある」のように「ある」を用いることもできる。)
解説
語義6と語義1は「人の存在」を表すという点で共通しているが、語義6ではその「存在」の仕方がより限定的(詳細)である。すなわち、語義6では、人が、何らかの状況(状態、立場、感情、態度)において存在していることを表している。なお、必須項「<様態>で」における「で」格名詞としては、「笑顔」、「平気」、「元気」、「健康」のように具体的にある<様態>を表す語が用いられるほか、「(悲しい)気持ち」、「(険しい)表情」、「(優しい)顔」、「(真剣な)態度」、「(謙虚な)姿勢」のように具体的な<様態>を表す形容詞(イ形容詞)もしくは形容動詞(ナ形容詞)を伴った(抽象度の高い)語が用いられることもある。
誤用解説
語義6において、「健康でいる」、「幸せでいる」のように、どんな生き方や生活をしているかを表すケースでは、「いる」を類義表現「生きている」、「暮らしている」、「過ごしている」に置き換えることができる。ただし、「いる」では必須項が「<様態>で」であるのに対して、「生きている」などでは必須項は「<様態>に」であることが多い。
 祖父は今も健康いる。
 祖父は今も健康いる。
 祖父は今も健康生きている。
 祖父は今も健康生きている。
類義語・反義語
類義語存在する、生きている、暮らしている、過ごしている
反義語いない


7.ある種の生物の存在自動詞中級★★
表記いる、居る
(一般論のレベルにおいて)単一もしくは複数のある種の人、動物が存在する。
文型
<人・動物>がいる
文法
受身尊敬使役意思継続結果・完了
例文
世の中には、善人もいれば、悪人もいる
完璧な人なんていないよ。
ある1つの出来事に対しても、様々な見方をする者がいるだろう。
腕白な子も、おとなしい子も、どちらもいて当然なのです。
「卵を産む哺乳類もいるのかな?」「カモノハシは、哺乳類だけど卵を産むはずだよ」
幽霊や宇宙人は、本当にいるのでしょうか。
コロケーション
<様態>
たくさん、大勢、いっぱい、恐らく、きっと
解説
語義7は、どんな種の人、動物が存在しているか、もしくはある種の人、動物が存在しているかどうか、という状況において、ある種の人、動物が存在しているということを表す際に用いる。「人、動物の存在」を表すという点では語義1と共通している。ただし、特定の時間領域、空間領域に位置づけず、あくまで一般論のレベルにおいて用いられるという点で語義7は語義1と異なる。
誤用解説
語義7と類義的な表現として、「ある」が用いられることもある。
 無償の愛を信じる者もいれば、そうでない者もいる
 無償の愛を信じる者もあれば、そうでない者もある
ただし、「ある」の方が「いる」に比べて、存在の主体である人の存在(自らの意志や感情に基づいて行動するといった特徴)はより背景化されている。また、特に話し言葉においては「いる」の使用頻度が「ある」に比べて高い。
 「世の中には、いい奴もあれば、悪い奴もあるよ」「そうだよね」
 「世の中には、いい奴もいれば、悪い奴もいるよ」「そうだよね」
また、人間以外の動物を必須項とするのは、「いる」のみであり、「ある」には置き換えられない。
 人懐っこい犬もあれば、そうでない犬もある
 人懐っこい犬もいれば、そうでない犬もいる
類義語・反義語
類義語存在する、ある、実在する
反義語いない、ない


いるの全体解説 各語義の解説をご覧ください。
























▶全例文を聞く
<場所>に
そこにあの子供がいた。
(稲葉真弓著 『抱かれる』, 1993, 913)
部屋には先客がいた。
(重松清著 『リビング』, 2000, 913)
<時間>
今日は珍しく下の娘もおとなしく家にいます。
(Yahoo!ブログ, 2008, 家庭)
<場所>に
夫は現在アメリカにいます。
(石原豊昭著 『女性のための離婚講座』, 2000, 324)
<時間>
就職活動を口実に、ずっと東京にいた。
(柴田よしき著 『猫は聖夜に推理する』, 2002, 913)
<目的>で
今日は、蓼科に仕事で1日いました。
(Yahoo!ブログ, 2008, Yahoo!ブログ)
<人>が
その時分、河野は、別の部署にいて、まだ役付きではなかった。
(大西巨人著 『三位一体の神話』, 2003, 913)
<組織・団体>に
小学四年生のクラスには女の子が二人いた。
(椎名誠写真・文 『風まかせ写真館』, 2002, 914)
<乗り物>が
単独だったのと周りにがいなかったのは非常に幸いだった。
(Yahoo!ブログ, 2008, スポーツ)
<場所>に
目の効くさかりの文次郎が見ても、対岸に舟がいるのかいないのか、はっきりしなかった。
(杉本苑子著 『姿見ずの橋』, 1987, 913)
<様態>
ホテルの前に客待ちのタクシーが三台いる。
(柘植久慶著 『核の迷路』, 1999, 913)
<人・動物>が
小4と小1の子供がいます
(Yahoo!知恵袋, 2005, 子育て、出産)
同じ職場で付き合って一年の恋人がいます。
Yahoo!知恵袋, 2005, 恋愛相談、人間関係の悩み)
<様態>
寛司、いいお友達がいっぱいいて良かったわねえ
(恩田陸著 『ネバーランド』, 2003, 913)
<様態>で
そしていつも笑顔でいるよう心がけています。
(Yahoo!知恵袋, 2005, Yahoo!知恵袋)
メル友だからといって、すぐに恋愛対象にしないで自然体でいるのが良いですよ。
(Yahoo!知恵袋, 2005, 恋愛相談、人間関係の悩み)
<様態>に
もちろん、イギリスは自由貿易ができる最も有利な立場にいた。
(J.デューイ,G.H.ミード著;河村望訳 『デューイ=ミード著作集』, 2002, 133)
<様態>
患者さんは毎年何千人もいて、いまだに適合しない人がたくさんいるのです。
(エコノミスト, 2005, 経済/経営)






























お孫さんがいたんですね。
偽りない状態でいること、平常心でいること、礼儀正しくすることで、心身が鍛えられます。
風下に居る

意味
人の影響下にいる。他人の流儀をまねる。
用例
風下に居るだけではだめだ。オリジナリティを追求しなさい。
いても立ってもいられない

意味
苛立ったり興奮したりして、落ち着いている状況ではない。
用例
試験の結果が分かるまでは、いても立ってもいられない
コーパスからの用例
胃が重く、胃の存在を感じる。「もしや胃ガンでは…」と思いはじめたら、もう、いても立ってもいられない。さっそく近くの大病院を訪れた。診察の結果は、別にどこも悪くないという診断。(水野肇著,『夫と妻のための老年学』,1978)
鬼の居ぬ間に洗濯

意味
恐れている人や気兼ねする人がいない状況のうちに、思う存分くつろいで過ごすこと。
用例
今日は妻も子供もいないので、鬼の居ぬ間に洗濯で、1日中自宅で好きなことをして過ごそうと思う。
コーパスからの用例
「うちは今日柏崎の方へ出かけて、のんびりしていますのさ、女中たちの顔付からしてちがうでしょうが。 私も鬼の居ぬ間で暢気なもんですよ」(瀬戸内寂聴著 『手毬』, 1991, 913)
複合動詞 V1

居合わせる、居座る、居つく、居直る、居並ぶ、居残る
複合動詞 V2

並み居る
複合名詞

居合わせ、居座り、居直り、居残り、居場所、居所
いる(2グループ)の活用 ▶活用を聞く
アクセント型平板型
辞書形いる
ない形いない
~なかったかった
ます形
~ませんいま
~ましたした
~ませんでしたいまんでした
~ときいるとき いる
ば形
意向形
て形いて
た形いた
可能形いられる(いれる)
受身形いられる
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