直す・治すのコアイメージ

1.復元他動詞初級★★★
表記直す
人が、もの(の位置・形状)を乱れのない状態に戻す。
文型
<人>が<もの(の位置・形状)>をなおす
文法
受身尊敬使役意思継続結果・完了
例文
舞台に出る前に、ドレスの乱れをさっと直した
出番前、短時間でメイクが直された
子供達には毎朝必ず、寝床を直させている。
「時間がないからもう出かけないと」「ちょっと待って。せめて寝癖だけは直したい
メイクを直している最中に上司に呼ばれて焦った。
骨盤のゆがみを直す方法はいくつかあります。
コロケーション
<もの>を
化粧、ネクタイ、メイク、髪、布団、服
<ものの位置>を
位置、傾き、向き、ずれ
<ものの形状>を
ゆがみ、乱れ、ねじれ、姿勢、猫背、寝癖
<様態>
素早く、きっちり、しっかり、さっと
解説
この意味の「なおす」は、ものの位置や形状を、乱れた状態から元の整った状態に戻すことを表す。なおこの「なおす」は、「髪を直す」、「ネクタイを直す」のように、ヲ格にもの自体を取る一方で、「髪の癖を直す」、「ネクタイの傾きを直す」のように、ものの形状や位置の乱れに焦点を当て、それを表す表現をヲ格に取ることもできる。
 髪[ネクタイ]を直す。
 髪の癖[ネクタイの傾き]を直す。(形状・位置の乱れに焦点)
誤用解説
対象の形状を完全に元の状態に戻すことができないものについては、用いることはできない。
 破れた書類を直す
 破れた書類をつなぎ合わせる
 切れた紐を直す
 切れた紐を結ぶ
類義語・反義語
類義語整える(服[向き、寝癖]を整える)、とる(ねじれをとる)
反義語


2.修復他動詞初級★★★
表記直す
人が、もの(の不具合)を機能する状態に戻す。
文型
<人>が<もの(の不具合)>をなおす
文法
受身尊敬使役意思継続結果・完了
例文
車は昨日のうちに直された
古い家を直すより、新しい家を買った方が安上がりだ。
復興には時間がかかるが、道路を直せば往来が容易になる。
「浮かない顔をしてどうしたの」「パソコンの故障を直すのに5万もかかったんだ」
眼鏡の不具合を直してもらう。
父は雨漏りを直そうとして、屋根から落ちて大怪我をした。
コロケーション
<もの>を
家、車、屋根、機械、道路、橋、眼鏡、パソコン、時計、自転車
<ものの不具合>を
不具合、雨漏り、故障、パンク、詰まり、バグ
<様態>
すぐ、きっちり、しっかり、さっと、あっという間に、素早く
解説
この意味の「なおす」は、ものを元の状態に戻すという意味では語義1と同様である。一方で、語義1はものの位置や形状を、乱れた状態から元の整った状態に戻すことを表すが、語義2は、破損や故障などの不具合によって機能しない状態になっているものに対し、その不具合を正すことによって、元の機能する状態に戻すことを表すという点で異なる。
なお、語義2は「自転車を直す」のように、ヲ格に不具合が生じたものを取るが、「自転車のパンクを直す」のように、機能しない状態を引き起こした不具合に焦点を当て、それを表す表現をヲ格に取ることもでき、この点も語義1と同様である。
 自転車を直す。
 自転車のパンクを直す。(不具合に焦点)
誤用解説
この意味で「直す」が用いられるためには、ものの形だけでなく機能が復元しなければならない。例えば、携帯電話の液晶画面が割れた際に、接着剤でつなぎ合わせて形を復元しても、それがものを映す機能を果たさなければ、「携帯電話の画面を直す」とは言えない。
類義語・反義語
類義語修復する、修理する、修繕する
反義語


3.治療他動詞初級★★★
表記治す
人が、人・動物(の病気・怪我)を健康な状態に戻す。
文型
<人>が<人・動物(の病気・怪我)>をなおす
文法
受身尊敬使役意思継続結果・完了
例文
現時点ではまだ、新技術によって病気が治されたことはない。
田中先生は、薬物依存症の人を治そうと努力しておられました。
妊娠中に風邪をひいたら、薬に頼らず治したい
人間は自分で自分を治す力、つまり自然治癒能力を持っています。
あの先生は何人もの癌患者を治している
犬の椎間板ヘルニアは、投薬で治せるのか。
コロケーション
<人>を
患者、人
<動物>
犬、猫
<人・動物の病気・怪我>を
病気、歯並び、にきび、水虫、病、傷、怪我、症状、風邪、アトピー、虫歯
<様態>
早く、しっかり、きちんと、ちゃんと、なかなか(治せない)、完全に、なんとか
<手段>で[によって]
薬、手術、治療、自然治癒力、自力、民間療法、食事、漢方、気合い
<場所>で
病院、自宅
非共起例
<人・動物の病気・怪我>を
 くしゃみ[鼻水]を治す。
 くしゃみ[鼻水]を止める。
 風邪を治す。
「風邪を治す」とは言えるが、「くしゃみ」、「鼻水」、「せき」、「熱」などの風邪の諸症状について用いることはできない。ただし、「痛み」について用いることはできるため、「頭痛を治す」は可能である。
解説
この意味の「なおす」は、対象を元の機能する状態に戻すという意味では語義2と類似しているが、語義2の対象はものである一方で、この意味の「なおす」の対象は人・動物である。また、語義2では、ものが破損や故障によって機能しない状態にあり、それを機能する状態に戻すことを表すが、語義3において人・動物が機能しない状態というのは、病気や怪我によって身体の機能が損なわれている場合であり、それを正常な状態に戻すことを表す際に「なおす」が用いられる。
類義語・反義語
類義語治療する
反義語


4.気分の回復他動詞中級★★
表記直す
人が、気分を通常の状態に戻す。
文型
<人>が<気分>をなおす
文法
受身尊敬使役意思継続結果・完了
例文
彼は彼女の機嫌を直そうと必死だ。
いいかげん機嫌を直せよ。
機嫌を直させるのは難しい。
私は甘いものさえあれば簡単に気分を直すことができるよ。
なるべく気持ちを直してから家に帰るつもりだったが、しばらく引きずっていた。
彼はとっくに機嫌を直している
コロケーション
<気分>を
機嫌、気持ち、気分
<様態>
すぐ、なんとか、なかなか(~ない)、そのうち、簡単に
非共起例
<気分>を
 怒り[悲しみ]を直す。
 機嫌[気分]を直す。
マイナスの精神状態であっても、特定の感情と共起することはできない。
解説
この意味の「なおす」は、人のマイナスの状態を元の良い状態に戻すという点で、語義3と同様である。ただし、語義3では「風邪」、「アレルギー」、「うつ病」など、心身において見られ、薬や手術などの医学的処置を要するものを解消し、元の健康な状態に戻すことを表すのに対して、語義4のマイナスの状態は精神状態に限られ、また語義3と比較して一時的なものであり、さらにその状態から回復するのに特別な医学的処置を要するものでもないという点が異なる。


5.修正他動詞中級★★
表記直す
人が、情報(の誤り)を適切な状態に変える。
文型
<人>が<情報(の誤り)>をなおす
文法
受身尊敬使役意思継続結果・完了
例文
他人に原稿を直されるのは気持ちの良いものではない。
「この資料のデータはちょっと古いね」「そこは直した方が良いね」
ご指摘の通りに文章を直させていただきます。
印刷に回す前に、記事の誤りを直さなければならない。
子供の宿題が終わったらすぐにチェックして、間違いがあれば直させる
文法的な誤りを直すのは、結構時間がかかる。
コロケーション
<情報>を
文章、表現、原稿、文字、日本語、文
<情報の誤り>を
誤り、間違い、ミス
<様態>
きっちり、しっかり、すでに、すぐに
解説
この意味の「なおす」は、文字や文字によって構成された文章、あるいは原稿などでの間違いを適切な状態に変えることを表し、<元の状態に戻す>ことは含意しないため、語義1から語義4とは異なる。一方で、語義1が表す<ものに乱れがない状態に戻す>ということは、望ましくない現状を望ましい状態にするということであり、語義5が表す<情報を適切な状態に変える>ということも、本来こうあるべきだと考えられる望ましい状態にすることである。したがって、語義1と語義5は<望ましい状態にする>という点で共通している。
なお、語義5は「文章を直す」のように、ヲ格に不具合が生じたものを取るが、「文章の間違いを直す」のように、誤り自体に焦点を当て、それを表す表現をヲ格に取ることもでき、この点も語義1と同様である。
 文章を直す。
 文章の間違いを直す。(不具合に焦点)
誤用解説
この意味の「なおす」は、情報の誤りを正して望ましい状態にすることを表すが、文法的な誤りやデータの誤り等だけでなく、文法的には正しくても状況にそぐわない表現等に対しても用いられる。例えば、丁寧な文章は一般的に望ましいとされるが、友人にあてた手紙には、丁寧な表現よりも率直な表現が適していると思われる。したがってこのような場合に、丁寧な文章を変えることに対して「なおす」を用いることができるが、その場合、以下のように、望ましい状態に変えることを示すような表現が用いられる。
 友達への手紙としては文が丁寧なので、遠慮のない言葉に直した。
 友達への手紙としては文が堅苦しいので、率直な言葉に直した。
類義語・反義語
類義語正す、改める、修正する、訂正する
反義語


6.変化(人・動物の習性)他動詞中級★★
表記直す
人が、人・動物の習性を望ましい状態に変える。
文型
<人>が<人・動物の習性>をなおす
文法
受身尊敬使役意思継続結果・完了
例文
音痴を直す方法はありますか。
スイング時の姿勢を直したら、球が飛ぶようになった。
留学したばかりのころは、話すたびに発音を直された
無理に訛りを直そうとする必要はない。
左利きの人は、食事については特に、幼少のうちに右利きに直されることが多い。
犬の噛み癖を直したい
コロケーション
<人の習性>を
発音、訛り、左利き
<動物の習性>を
問題行動、噛み癖、吠え癖、鳴き癖
<様態>
簡単に、きっちり、しっかり、むりやり、根気強く
解説
この意味の「なおす」は、ものを元の状態に戻すのではなく、望ましい状態に変えるという点で、語義5と同様である。ただし、語義5の対象は情報(の誤り)であるのに対して、語義6の対象は、人・動物の習性である点が異なる。
誤用解説
この意味の「なおす」は、問題となる習性に対してより望ましい状態(本来そうあるべきとされる状態)が想定される場合に用いられる。例えば、日常使用されるさまざまな道具は右利きの人を想定して作られているため、右利きの方が生活において不便が少ないと思われる。そのため、「左利きを直す」が問題なく用いられるのに対し、「右利きを直す」とは言いにくい。
 子供の頃、左利きを(右利きに)直した。
 子供の頃、右利きを(左利きに)直した。
類義語・反義語
類義語正す
反義語


7.変化(人の性質)他動詞中級★★
表記直す
人が、人の性質を好ましい状態に変える。
文型
<人>が<人の性質>をなおす
文法
受身尊敬使役意思継続結果・完了
例文
優柔不断な性格を直したい
自分の欠点を直すのは大変だ。
子供の好き嫌いを直すのは難しい。
いい加減、その浪費癖を直されたらどうですか。
息子の野菜嫌いを一瞬で直すことができるレシピはないかな。
入社前になるべく人見知りは直しておいたほうが良い。
stairsいい加減その気分屋なところ、直したほうがいいよ。
コロケーション
<人の性質>を
癖、性格、欠点、短所
<様態>
少しずつ、完全に、簡単に、徐々に
解説
この意味の「なおす」も<元の良い状態に戻す>ことは含意しないが、<人の性質を好ましい状態に変える>ことは、本来こうあるべきだと考えられる望ましい状態にすることであり、この点で語義6と同様である。ただし語義6ではその対象が人・動物の習性である一方で、語義7の対象は人の性質であるという点で異なる。
誤用解説
他の語義と同様、「なおす」は<望ましい状態にする>ことを表すため、対象である<人の性質>には良い性質は現れない。ただし、良い性質であっても度が過ぎる場合は<望ましくない性質>として、「なおす」の対象とすることができる。
 優しいところを直したい。
 優しすぎるところを直したい。
類義語・反義語
類義語変える(性格を変える)、なくす(欠点をなくす)
反義語


8.置換他動詞上級
表記直す
人が、情報を対応する情報と置き換える。
文型
<人>が<情報>を<情報>になおす
文法
受身尊敬使役意思継続結果・完了
例文
アラビア数字が漢数字に直される
間接引用では、他者の意見を自分の言葉に直して引用する。
過去の標準報酬月額は、現在の貨幣価値に直してから平均を出します。
簡単な英語であれば、いちいち日本語に直さずに理解できます。
次の各文のカタカナを漢字に直しなさい
私の残業代を時給に直せば、最低賃金を割ってしまう。
コロケーション
<情報>を
① 言語:平仮名、ローマ字、日本語、古語、小文字、大文字、英語
② 金銭:ドル、ウォン、残業代
③ 時間:新暦、西暦
④ 数字:分数
<情報>に
① 言語:漢字、ローマ字、日本語、現代語、小文字、大文字、英語
② 金銭:日本円、時給
③ 時間:新暦、西暦
④ 数字:パーセンテージ
<様態>
すぐに、ぱっと、いちいち
解説
この意味の「なおす」の対象は、語義5と同様の文字や文字によって構成された文章のほか、単位で表すことのできる金額や時間などの情報ではあるが、語義5のように<誤った情報>ではなく、それを正して<適切な状態に変える>という意味は表さない。ただし、「英語を日本語に直す」や「残業代を時給に直す」などでは、ヲ格に来るものを二格に変えることで理解が容易になるため、その意味でヲ格に来るものよりも二格に来るものが望ましいものと考えられる。したがってこの「なおす」は、<望ましい状態にする>という特徴を引き継いでおり、この点で語義5と同様である。
誤用解説
 仮名漢字に直す。
 漢字仮名に直す。
 難しい漢字を仮名に直す。
一般に「仮名」より「漢字」の方が望ましいため、文脈の助けがない場合「漢字」を「仮名」に直すのはやや不自然に感じられる。しかし、上記の三つ目の例のように、読みにくい漢字を読者のために仮名にする場合には、「漢字を仮名に直す」と言うこともできる。
類義語・反義語
類義語置き換える、換算する、言い換える、訳す
反義語


9.転換他動詞上級
表記直す
人が、ものを別のものに変える。
文型
<人>が<もの>を<もの>になおす
文法
受身尊敬使役意思継続結果・完了
例文
私の古くなった着物が娘の手によってジャケットに直された
夫は、娘からのプレゼントの古くなったスカーフを、タイに直せとうるさい。
彼は一度楽曲を聴いただけですぐに楽譜に直すことができる。
もともと戯曲として書かれた作品を、映画にしようと再構成して脚本に直した
手書きの原稿すべてを活字に直す場合、結構な額になる。
このアプリは、マイクに向かって喋るとその声をテキストに直して検索してくれる。
stairsあ、このデザイン、日傘に直したら、レトロな感じでかわいいかも!
コロケーション
<もの>を
着物、声、作品
<もの>に
ジャケット、スカート、テキスト、脚本
<様態>
うまく、器用に、すぐに
解説
この意味の「なおす」は、あるものを別のものに変えるという点で語義8と同様であるが、語義8の「日本語を英語に」、「残業代を時給に」、「分数をパーセンテージに」のように、あるものを、同質の対応するものに置き換えることを表すのではなく、「着物をジャケットに」、「戯曲の作品を脚本に」などのように、別のものに作り変えることを表すという点で異なる。また、その目的も、語義8では理解を容易にするためであるのに対して、語義9では新たに利用できるようにするためであり、異なる。ただし、理解を容易にするために対象を変えることと、新たに利用できるようにするために対象を変えることは、どちらも<望ましい状態にする>という点で共通している。
誤用解説
形を変える場合であっても、単なる材料から物を作る場合には用いられず、元々何らかの形を成していたものが別のものに作り変えられる場合に用いられる。
 粘土を犬に直す。
 粘土の犬を猫に直す。
類義語・反義語
類義語作り変える
反義語


直す・治すの全体解説
























▶全例文を聞く
<もの>を
お化粧を直して会食室へ戻ると、もうお開きになっていた。
(柳田邦男責任編集 『同時代ノンフィクション選集』, 1993, 081)
鳥居をくぐる前に、恭一はネクタイを直し、背広の前ボタンを留めた。
(堀越正光著 『東京「探見」』, 2005, 910)
<ものの位置>を
立ち上がり、両手でベルトの位置を直しながら出て行く原田の後ろ姿を見送って、茜は、電話機に駆け寄る。
(藤本ひとみ著 『綺羅星』, 1998, 913)
<ものの形状>を
戸の蝶番のゆがみを直す
( 『徹底使いこなし電動ドリル&ドライバー』, 2005, )
<もの>を
それから、クリスマス前にを少し直したいと思っているんだ。
(ジュディ・クリスンベリ作;本多しおり訳 『キスは厳禁!』, 2001, 933)
なぜならば,プラモデルを作って,時計を壊して,自転車を直して,はんだ付けをして,木で棚を作るというような作業を小学校からまったく体験していないからである.
(中尾政之,畑村洋太郎共著 『生産の技術』, 2002, 530)
<ものの不具合>を
雨の日に、ずぶ濡れになってパンクを直しているライダーを見て、気の毒だと思ってつい声をかけたのがはじまりでして
(志水辰夫著 『ラストドリーム』, 2004, 913)
<人・動物の病気・怪我>を
患者とよく話し合い,この症状を直すには,いかに患者自身が病気に対して,治そうとする気持をもつことが大事であるかを説明し納得させる.
(モダンデンタルアカデミー編 『開業臨床医のための顎関節機能障害治療』, 2002, 497)
<気分>を
「もう決まっちまったことだし、どうかすっぽりあきらめて、機嫌を直しておくれ」
(杉本苑子著 『姿見ずの橋』, 1987, 913)
<情報の誤り>を
そんな子どもたちの様子を教室で見ていると、間違いを直すときに、じょうずに訂正ができる子と下手な子がいます。
(関本憲一著 『がんばる力とたしかな学力』, 2005, 379)
<人の習性>を
基本的に発音を直すのは、その本人の口の動かし方などの癖などがあるので、一概にこの方法が良いとは言い切れませんが、その発音したい音を自分の耳がどれだけ本当に正確に把握をしているかによります。
(Yahoo!知恵袋, 2005, 言葉、語学)
最近は少ないと思いますが、日本では左利きを直すことが多かったので右利きが圧倒的に多くなっていました。
(Yahoo!知恵袋, 2005, 海外)
<人の性質>を
息子の爪をかじるを直したいのですが、何かいい方法はないものでしょうか?
(Yahoo!知恵袋, 2005, 子育て、出産)
<情報>に
映画の中で何かわからない言葉が出てくると、まず懐中電灯をつけて伊英辞典で英訳し、その英語を英和辞典で日本語に直す。
(高岸弘著 『ウソも芸術、イタリアン』, 1998, 293)
帯分数は仮分数に直す






























いい加減その気分屋なところ、直したほうがいいよ。
あ、このデザイン、日傘に直したら、レトロな感じでかわいいかも!
人の振り見て我が振り直せ

意味
他人の言動に照らして自分の言動を顧みて、良いところは見習い悪いところは改めなさい
用例
忘れ物で怒られている人を笑っている場合じゃないよ。人の振り見て我が振り直せというでしょう。私たちも気をつけないとね。
コーパスからの用例
日ごろから用心しておかねば、明日は我が身となってしまうのだ。人の振り見て我が振り直せという。(三木崇行著;内村靖隆漫画 『孫子に学ぶプロジェクト管理』, 2005, 007)
複合動詞 V1

言い直す、思い直す、書き直す、考え直す、仕切り直す、仕立て直す、立て直す、出直す、作り直す、惚れ直す、見直す、持ち直す、やり直す
複合動詞 V2

お色直し、口直し、化粧直し、仕切り直し、手直し、出直し、見直し、やり直し
直す・治す(1グループ)の活用 ▶活用を聞く
アクセント型起伏型
辞書形
ない形なおない
~なかったなおなかった
ます形なおし
~ませんなおしま
~ましたなおしした
~ませんでしたなおしまんでした
~ときすとき
ば形せば
意向形なお
て形して
た形した
可能形なお
受身形なおさ
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